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海外サッカー観戦記!世界トップクラスのクラブ、FCバルセロナの試合をホームスタジアムで観戦!

今回は、16/17 スペイン・リーガ第28節 FC Barcelona/バルセロナvsValencia FC/バレンシア@Camp Nou/カンプ・ノウを観戦!
この観戦に合わせて旅程を組んだと言っても過言ではない大イベントだったので、とても楽しみにしていました。
チケットも、一般発売直後に公式サイトで購入しました。
試合結果も4-2と勝利!
ではでは、アクセス等についても書いてますので、下へとお進み下さい。

 

今回のサッカー観戦までの経緯

今回のサッカー観戦は、バルサファンの友人の肝いりで。
ぼくはポルトガルに行ってみたかったので、イタリアから周遊するよ〜とドイツで出会った留学生の友人に伝えたところ、行きたい〜と。
で、せっかくだしどっかでサッカー観れるっしょ?と言う話になってから、おれバルサの大ファンなんだ、と。(早々に言えばいいものを。笑)
と言うわけで、バレンシア戦のあるこの日を観戦日に設定し、旅程を組んでいった訳です。
 

チケット購入・受け取り

チケットの購入は、2016年の11月。
バルサは特に会員でなくてもネットで公式のチケットを買えるので、発売開始を待って、即購入!
サイトを見た時には良さげなところで2つ繋ぎの席がもうなかったので、1つ空けた席を購入しました。
座席はバックスタンド中央の上段。92€(1€=¥120→¥11040[以下同一レート])。
バレンシア戦だから少し高かったりしたのかも知れませんが、ヨーロッパサッカーの相場かなとは思います。
プレミアリーグも定価でこれぐらいですし、ブンデスリーガも定価は安い(これぐらい上の席だったら30〜50€ぐらいとか)ですが、転売で買うとこれぐらいにはなります。
公式での購入で、セルフプリントタイプを選択したので、自分でプリント。
なるべくいいクオリティでと思いカラープリントしましたが、白黒でも問題なさそうでした。
 

アクセス

カンプ・ノウへのアクセス。
スタジアムが大きいのと比較的都心部にあるのとで、アクセス方法は複数ありますし、ゲートによって最寄駅が違います。
ので、全ては網羅できませんが基本的なところを。

もちろんアクセス元の場所次第ですが、基本はメトロでのアクセスが便利かと思います。
バルセロナの中央駅とも言えるBarcelona Sants/サンツ駅を通る地下鉄、L3かL5、どちらに乗ってもカンプノウへはアクセスできます。
と言うよりも、サンツ駅からもカンプ・ノウまでは2km無いぐらいの距離なので、歩けないこともないです。
L3を使うかL5を使うかは、サッカー観戦での座席次第。
南側スタンドの場合は、L5のBadal駅が便利。

北側スタンドの場合は、L3のPalau Reial駅が便利です。

ただ、L5は観光の中心地を通っているのでL5の方が使う機会が多いかとは思います。
それに、メガストアやメインゲートはL5 Badal駅からの方が若干近いので、L5 Badal駅の利用を基本的にはオススメします!!
 

カンプ・ノウ/Camp Nou(観戦記)

80,000人近くの収容人数を誇るカンプ・ノウ。
先述のように比較的都心部にあります。サンツ駅(中央駅)からも直線距離で2kmないぐらい。
スタジアムの周りは広い通りに面している箇所もありますが、そうで無い箇所も。
カンプ・ノウを訪れた人がまず目指すであろう場所はメイン入り口とMEGA SHOP。
メインゲートは南スタンド側にあります。
そんなにメイン感はないですが、こういう記念写真が撮れるのはここだけ。
カンプ・ノウのメインゲート
そしてそこからメインスタンド側(西側)へと歩いて行くと、当日券等のチケットセンターやMEGA STOREが!
バルセロナのメガストア
ショップは2階建てで流石の広さ。
バルセロナ、メガショップの内部
当日は、バックスタンドでの観戦だったので、南側の道路の東寄り、19番ゲートで待機。
カンプ・ノウ19番ゲート前
露店もいくつか出てました。
荷物は基本持ち込み禁止とありましたが、大きめのバックパック(30〜40ℓぐらい)を持ち込んでる人もいたので特に心配は必要ないかな、と。
ペットボトルはキャップを外すようにとありましたが、特にチェックは無し。
一眼レフも普通に持ち込み可でした。

手荷物検査を抜け、ゲートのところで自動ゲートにチケットを。
その後は上へ上へ。
カンプノウ内部
フードショップもありましたが、店員さんは一人しかおらず回転は悪め。

そしてスタジアムの眺め!!
カンプノウのスタンドからの眺め
かなり遠いですが、ほぼ中央だったので試合は観やすかったです。
バルセロナの試合中の様子
オペラグラスはあったら楽しいと思います。
 

試合結果

試合は4-2でバルセロナの勝利!
前半に出たレッドで11-10になっていた割には厳しい試合だったなとは思いますが、ともかくも勝ってくれてよかったです。
上から見ていて特に印象的だったのは、ウムティティとラフィーニャ。
あとはもちろんMSN。
調子の悪いネイマールですが、彼がボールを持った時の諦めというか、外した時の「またか」っていうスタジアムの雰囲気は、プロなんだから仕方ない事ですが、なんだか可哀想だなと感じました。
それと対照的に、メッシがボールを持った時のスタジアムの歓声は凄かったです。
もちろんすごい選手なことは分かってますが、これ程までに期待度が高いのか!と肌身で感じることが出来ました。
ともかくもトータルして、とても楽しい一戦でした!!
 

おわりに

こちらに留学に来る前はそれほどヨーロッパサッカーを観ていなかった僕ですが、こんなにいいカードを見ることが出来て本当に良かったです!
もともとはこのゲームが人生初サッカー生観戦になるはずだったんですが、あれよあれよと観戦が決まり、これが5回目のヨーロッパサッカー観戦。
この先の観戦予定がないのが寂しいですが、バイエルンの試合はまた観てから日本に帰れたらなとの思いが日に日に強まっている次第です。
では、最後までご覧頂きありがとうございました。
次回観戦は未定ですが、また観戦記が書けることを自分でも願ってます!!笑

ガウディの最高傑作、世界遺産サグラダファミリア探訪とフラメンコの一日。@バルセロナ(南欧周遊記Day12/18)

前日は南仏アルルをさっと観光したのでこの日はバルセロナへと移動。
メインの目的だったサッカー観戦を翌日に控え、サグラダファミリアを観光、パエリアを夕食に食べ、フラメンコで締めるスペインらしい一日でした。では。
2017/2/18 バルセロナ(スペイン)

《移動》Arles/アルル駅→Barcelona Sants/バルセロナ・サンツ駅

アルル→バルセロナの電車乗り継ぎが一日3パターンしかなかったので、一番早い8:09発、乗り換え一回でBarcelona Sants/バルセロナ・サンツ駅(中央駅、長距離列車の発着は全てここ)12:38着の列車に。
まずは8:09Arles/アルル駅発のTER76512に乗車。
アルル駅のホーム
NIMES/ニンム駅に8:40に到着。
9:04発のRSC9731に乗り換え!
バルセロナ行きの特急
定刻の12:38にBarcelona Sants/バルセロナ・サンツ駅に到着です!
バルセロナサンツ駅
 

《宿》Buba house

今回宿泊したのはホステル。
友人の希望が強かったので、部屋はツインで浴室は共同利用。
簡単な朝食(パン、ジャム、ゆで卵、飲み物)込み、二泊一部屋で103.45€(1€=¥120→¥12414[以下同一レート])。 一人一泊25.9€(¥3108)。
浴槽共同のホステルにしては少し高めですが、少し遠いながらも中央駅とサグラダファミリアが徒歩圏内。世界遺産のカサバトリョ、カサミラは徒歩5分圏内と言う抜群の立地で、地下鉄駅も徒歩5分のところにありました!
部屋は2段ベッド一台で、清潔感はありました。
特に浴室(トイレ)は毎日清掃が入っているようで綺麗でしたが、換気が悪いようで、遅い時間に入ると床がびしょびしょだったりしました。。
あと、2つあるシャワーのうち一つは鍵が閉まらないので女性は注意。
バスタオルがベッドの上に置かれてますが、かなり毛羽立つので使用はオススメしません笑

いくらかある不満は「ホステルとしては」許容範囲のものばかりなので、立地が良い点で推せるホステルです!
早朝チェックアウトでしたが、フロントに鍵を置いて行けばOKとの事で問題ありませんでした。

 

《昼食》Bar Restaurant d’Aragó

サンツ駅から宿まで2㌔ほど歩いたんですが、その途中で見つけた中華料理店。
バルセロナの中華料理店
バルセロナの物価が安そうなことは後から分かったんですが、メインのお皿が4€(¥480)前後白米が1€(¥120)と言う、なかなか優秀なお店。
本当は宿にチェックインしてから昼食を食べに出るつもりだったんですが、あまりの安さに即決。
東南アジア人がやっている「中華風」ではなく、中国人がやっているザ・中華!
中華料理店の店内
僕は白米とキクラゲ炒めとコーラを注文。
これで5.5€(¥660)という、西ヨーロッパではなかなか考えられない安さ。
きくらげ炒め
味も、すごく美味しかったです!濃いめの味付けにご飯が進む進む!
パエリア食べたいけど高いからな〜ってなったら、これを挟むとお金も浮いて良いと思います笑
店内ではWi-Fiも飛んでます。

 

サグラダファミリア聖堂/La Sagrada Família

言わずと知れたバルセロナの観光名所、サグラダファミリア。
1800年代から製作が進められているガウディの作品で、未だに完成していません。
2026年完成予定との事でしたが、まあ、無理じゃないですかね。。笑
サグラダファミリアの完成図
常に工事中の、漠然とした外観イメージがあったサグラダファミリア。
サグラダ・ファミリア、裏側

前日の夜に入場と塔への登頂がセットになったチケットを1枚27€(¥3240)でネット購入。
入場は15:15〜15:30、エレベーターの時間は15:45のものを選択しました。
塔から降りた後も聖堂内の見学はできるので(聖堂内からエレベーターに乗り、聖堂内に下ってきます)、エレベーターの時間は入場15〜30分後に設定すれば問題無さそうだなと感じました。
オーディオガイドが無料でついてるんですが、15:15に入場し、ガイドの半分ほどを消費したところで15:45になりました。
オーディオガイドはかなり内容のしっかりした丁寧なもので、現在の建物入口面と出口面の彫刻の解説や、内部の構造をガウディの言葉と共に解説したりしてくれます(もちろん日本語)。

外観のイメージしかなかったんですが、天井が高くて内装は、なんというか、雄大。
サグラダ・ファミリアの内装
ステンドグラスを通して紅い西日が差し込み、ガウディが森林をイメージして設計したという聖堂内部を煌びやかに照らしていました。
ステンドグラスから射し込む光
東側のステンドグラスは緑が基調のものだったので、午前中に行ったらまた雰囲気が違ったんだろうなと思います。
サグラダ・ファミリアのステンドグラス
塔は生誕の塔に上りましたが、それほど登る価値はないかな~と言う感じでした。
エレベーターで上がって、5mほどの長さの街を眺められる橋があり、あとは階段を下るだけ。
サグラダ・ファミリア、生誕の塔の上
生誕の塔の橋
せっかく行ったから上ろう!って言うのは十分アリだなと思いますが、お金が無いのに無理に上ることは無かったな〜と言うのが正直なところ。
そのお金を他のガウディ建設に使った方が充実度は高いと思います。
下りの螺旋階段。
サグラダ・ファミリアの螺旋階段
27€は高いなと言う気もしない事は無かったんですが、行ってよかったです!
ケルン大聖堂(ドイツ)、サン・ピエトロ大聖堂(バチカン市国)、ドゥオーモ(イタリア)等など大きな聖堂にはいくつか行きましたが、建築としてこれほどに優れているものは無かったなと断言できます。是非。
所要時間は、オーディオガイド全編、塔への登頂込みで1時間半ほどでした!
森林を意識したという柱。
サグラダ・ファミリアの天井

 

《夕食》Bosque Palermo

ローマで出会った卒業旅行中の大学院生の方々と、旅程が全く同じだからまたバルセロナで是非お会いしましょう〜と言うことで、夕食を。
夕食に関しては丸投げしてしまったんですが、19:00に宿の前で待ち合わせということで時間が微妙だったので、サグラダファミリアのあとは宿でのんびり。
ご飯どころは、宿のBuba Hauseから徒歩5分。
バルセロナのレストラン
ホステルで安くて美味しいと紹介されていたそうで、予約して下さってました。
パエリアは1人前10€(¥1200)、サングリアが1ℓで12€(¥1440)。
お肉のパエリアが2人前と魚介のパエリアが2人前の合計4人前。
お肉のパエリア
魚介のパエリア
オリーブ盛り合わせとベーコン。
オリーブ
ベーコン盛り合わせ
サングリア。
サングリア
これを5人でつついて60€(¥7200)ほど。
さすがは宿で紹介されているだけあって、とても美味しかったですし何より安かったです!素晴らし!
アクセス良く、安く、美味しく、口コミも良し。という、言うことなしのお店でした。
レストランの店内の様子

 

TARANTOS(フラメンコ鑑賞)

これまた先輩方が調べておいて下さったイベント、フラメンコ。
フラメンコ会場
場所は、ご飯を食べたレストランから徒歩で30分弱の場所。
バスに乗っても良かったんですが、腹ごなしにと言うことで。
21:30からショーが開始で、到着は21:30ジャスト。
割引券を用意して頂いていたので、10€(¥1200)で入場。
あまりにギリギリだったので座席は無く、立ち見で鑑賞。
言うてしまえばフラメンコに対する知識がほとんど無かったからなんですが、イメージ以上に力強く、迫力がありました!
フラメンコを踊る女性
ショーは3本立ての合計45分。
男女の踊り→ゲストを入れての演奏→男性の踊りといった流れ。
とても充実してました。
フラメンコを踊る男性
終演
思いがけず観たようなところもあったんですが、今思うと、これを観ずして日本に帰れるか!と。笑
スペインを訪れたならば、必見です。

 

帰宿・就寝

帰りも徒歩でトボトボ帰り、宿に着いたのは23:00頃。
翌朝は特に早く無かったですが、いかんせんここまで就寝が早めの生活が続いていたので眠気はピークに。
シャワーを浴びて即就寝です。12日目が終了。
 

おわりに

朝から移動し、午後はスペインらしい、バルセロナらしい時間を過ごすことができました。
スペインのイメージは、景気も悪くて軽犯罪も多い、なんとなく安っぽい、っていう失礼なものだったんですが、全然そんな事はありませんでした。
何より街中の様子。
道が広くて整然としていて、まるでニューヨークのよう。
バルセロナの大通り
それほど物乞いも多く無かったですし、イタリアには劣りますが、スタイリッシュな印象が僕の中にはつきました。
翌日は、丸一日ゆるめにバルセロナ観光。
夜はバルセロナvsバレンシアのリーガ第29節観戦です。
最後までご覧いただきありがとうございました。

南フランスの小さな世界遺産都市、アルルを観光(南欧周遊旅行記Day11/18)

世界遺産を巡る、的な番組で紹介を見て、日本にいる時から行ってみたいなと思っていたアルル。
アムステルダムのゴッホ美術館に行った際に彼がアルルで描いた作品をいくらか観て、より一層訪問欲が湧いていたのでした。
ということで南仏アルル。小さな観光都市で、博物館に入るお金も無かったので、半日かけて街中を巡りました。ではでは。
2017/2/17 アルル(フランス)

《移動》Nice Ville/ニース ヴィレ駅→Arles/アルル駅

9:19ニース駅発のTGV9866便に乗車し、まずはMARSEILLET ST CHARLES/マルセイユ駅を目指します。
TGVの車両
そこで地域鉄道(TER)に乗り換えの予定だったんですが、TGVが15分ほど遅延。
乗り換え時間は19分の予定だったので、どうにかこうにか乗り換えに成功。
12:17発TER79514に乗り、ARLES/アルル駅まで約1時間の旅。
13:23にアルル駅に無事到着です!
ニース駅の外観
ニースもなかなか落ち着いた雰囲気の駅でしたが、アルルはさらに田舎の香りが。笑

《宿》Best Western Atrium

駅近や観光地の中心は少しお高めだったので、若干(徒歩5分ほど)中心から離れた三つ星のこちらのホテルを。
ホテル、ベストウエスタンアトリウム外観
外観はボロめですが、全面改装したんだろうな〜と察しのつく綺麗な内装。
部屋も綺麗で、お茶の用意があったりと3つ星ホテルだな〜と言う感じ。
料金は、2人一泊67.3€。一人あたり33.65€(1€=¥120→¥4038[以下同一レート])。
駅から徒歩10分強と小さな町の割には遠めですが、清潔感はありますし観光にも便利なのでここにして良かったなとは思いました!
朝食は、5€(¥600)のものか12€(¥1440)のバイキングを選択可能でしたが、翌朝は早めだったので購入せず。
アルル宿泊で料金、立地、設備のバランスを取ることをお考えでしたらオススメできる宿です!!
お部屋の様子。
ホテルのお部屋

昼食 Le Naan’s

昼食はまともに食べないことが多かったこの旅ですが、なんだかお腹が減っていたので宿から徒歩2分のハンバーガー&ケバブ屋さんに。
ケバブ店の外観
単品でも良かったんですが、お腹が減っていたのでケバブセットを。7€(¥840)。
ケバブセット
ケバブは、ナンの生地に具材を挟むスタイルのもの。
ケバブ
普段ドイツでは3.5€(¥420)ぐらいで単品のケバブを食べてるんですが、7€出す価値あり!と思える美味しさのケバブでした!
何よりナンの生地が独特で美味しいのと、お肉もボリュームたっぷり。
店員のお兄さんも、英語が結構できて気さくな感じでした。
お店の写真を撮っていると、SNSで宣伝してくれよ!と言ってました笑
ケバブ店の店内

アルル市街散策

アルルの街中を散策!
小さな町で、博物館を見て回ったとしても丸1日で済みそうな広さなので、ほんの半日で、徒歩圏のハイライトだけ。
ローマ遺跡と、ゴッホゆかりの地を回りました。

Saint-Trophime church/サン=トロフィーム教会

言ってるそばからローマ遺跡ではない普通の教会。
サントロフィーム教会の外観
石造りで、建物の中も石の匂いがします。
教会の内装
空気もひんやりしていて、他の多くの教会とは違った異質な感じがしました。

Arles Amphitheatre/アルル円形闘技場

アルルで一番の観光名所。
ローマの円形闘技場ほどの大きさはないですが、それでも迫力はあります。

場所は町の中心。
入場料は学生6€(¥720)でした。社会見学と思しき小学生は居ましたが、それ以外の入場者はまばら。
闘技場の内部
内部を下から
訪問は3月でしたが、闘牛が行われる夏場はもっと活気があるものと思われます。
仮座席
ただ、ローマと違って人が少ないのも、それはそれでのんびりした雰囲気があって良かったです!
闘技場の主。


Baths of Constantine/コンスタンチヌス共同浴場跡

せっかくあるから様子だけ見に行こう、程度で訪れたこの浴槽跡。
ローマ浴場跡地
入場料が学生2.2€(¥264)と安めだったので入場してみることに。
施設は、値段相応のそれほど大きくないもの。
解説もそれほど無いです。
せっかくだから入ってみようーぐらいの感じならありかも知れませんが、特に面白いことは無いです。笑
ローマ浴場遺跡
「ほんとに大したことなかったね笑」、みたいな感想が出るのがせめてもの幸いと言った感じ。
浴槽跡の遺跡は、イギリスバースのものが素晴らしいのでそちらに行くことをオススメします。。

The Yellow House/黄色い家

ゴッホがアルル滞在の年間住まいとして居た黄色い家。
実際に絵に残って居て、アムステルダムのゴッホ美術館に所蔵されています。
実際に場所もわかっているわけですが、家自体は取り壊されてしまって居て、跡地にはビルが。
ゴッホの黄色い家の現在の様子
奥に線路がある事から跡地であることは実感できますが、これも浴槽跡同様に過度の期待は禁物です。
ゴッホ宅跡地

Rhône/ローヌ川

ゴッホの作品、『ローヌ川の星降る夜』に描かれているローヌ川。
訪問は昼だったので、あ〜これがローヌ川か〜程度の感想。笑
ローヌ川
排水がそのまま流れ込んでいるようで、かなり汚れて居ました。。
街からすぐ出られるので、是非。

La Boutique Forum/フォーラム広場

ゴッホの作品『夜のカフェテリア』に描かれた”とネット上で言い伝えられている”カフェがこの広場にあります。
詳しくは調べなかったんですが、確かにそれらしいカフェはありますし、ネットにはそのカフェの写真が大量に投稿されてます。
が、カフェの名前は「Van Gogh cafe」。それに、絵に合わせることを狙ったような黄色の外装。。
ゴッホの絵画に出てくるカフェ
正直、当時のカフェがそのまま残っているというような雰囲気では無かったなというのが個人的な感想です。
真偽は不明。

帰宿・就寝

スーパーで夕食にサンドイッチを購入し、早々と16時過ぎには宿へ。
スーパーで購入したサンドイッチ
博物館を回ることもできたんですが、疲れて居たのとお金がそれほど無いのが相まっての選択です。11日目が終了です。

おわりに

半日だけのアルル観光でした。
書いてみるとネガティブな感想が多い気もしますが、実際にゴッホが晩年を過ごした地。実際に訪れることが出来て良かったです!
それに、円形闘技場やローマ遺跡といった、2000年近く前に造られた遺跡群に触れることが出来たのも、とても楽しかったです。
パリやニースに比べれば知名度の劣る観光地ですが、夏場は闘牛が行われたりと活気が出るんだろうと思います。
是非フランス観光をお考えの方は候補に入れてみてください!
最後までご覧頂きありがとうございました!

鷹の巣村エズの街並みと富豪の集まる華やかな都市モナコを1日で日帰り観光。(南欧周遊旅行記Day10/18)

ニース近辺で、行きたいなと思いチェックを付けていたエズ村とモナコにこの日は小遠征。
初めはバスでニースとモナコの中間地にあるエズ村に向かい、その後はバスと電車でモナコ市街へ。
17:00頃にはニースに戻り、中華を食べて早々と床につきました。
では、ご覧ください。
2017/2/16 エズ村(フランス)・モナコ(モナコ公国)

《移動》ニース市街→エズ村

まずはニースの市街からエズ村へと移動。
エズ村へのアクセスは、ネットで調べたところ大まかに3パターンほど。
①ニース市街からバス
②ニース(orモナコ)からエズ駅へ鉄道移動→徒歩1時間半or1時間に一本のバスで30分
③モナコからバス
今回は①でエズ村へと向かい②のルートでモナコへと向かったのでその方法をご紹介。

今回利用したのは、ニース市街、Vaubanのバス停から出る82番のバス。
バス停はここ。

ネットで調べて出た時刻表が2014年のものと古かったので心配でしたが、2017年3月も同じものが使われてました。
2017年3月に有効だった時刻表のPDFは下に。
Timetable 82
この82番の時刻表のうち、上段が平日、下段が祝日ダイヤ。
青字の部分は112番のバスで、112番はエズ村の停留場以降はモナコ市街に向けて山を下ります。(こちらの112番バスは祝日の運行がないので注意)
こちらは112番バスの時刻表PDFです。
Timetable 112
Vaubanのバス停へは、Nice Ville駅周辺からはT1のトラムで15分弱1.5€(1€=¥120→¥180[以下同一レート])。
Palais des Expositionsの停留所で下車し、徒歩2分。
エズ行きのバスが出るバス停
バスターミナルなので乗り場はたくさんありますが、当時は奥から2番目のレーンでした。
人が比較的多く集まっていたのですぐに発見。
エズ行きのバスが出るバス停
9:00のバスに合わせて行ったんですが、9:00発の112番バスが待てど暮らせど来ず。
9:45分頃に10:00発の82番のバスが停留所に到着。
そして何故か、112番のバスも到着。10:00に82番と112番のバスが同時に出発しました。(休日ダイヤと言うわけでもないので、なぜ1時間ジャスト遅延したのかは謎です。)
30分ほどでEze Village停留所に到着!!
予定よりも1時間遅れましたが、どうにか辿り着けました。

基本はダイヤ通りに走るはずですが、もしバスが来なかった際は忍耐強く待ち続けてみて下さい。
エズ村ではその後の時間の82番も112番も見掛けたので、運行がないと言うことは基本ないと思います。
この情報は2017年3月のものです。
需要はありそうだったので廃線等はそう無いと思いますが、心配な方は「Bus Nice 82」などで念のため検索を掛けてみることをオススメします。

エズ村散策

エズ村で観光客がお世話になるのは、幹線道路沿いのスーパーやレストラン等の連なる区域と、そこから南に坂を上った先にある旧市街区域の大まかに2ヶ所。
バス停に着いたら、まずは旧市街に向けて坂を上ります。
まるで中世にタイムスリップしたかのような、石畳石壁の狭い道が迷路のように広がっています。
雑貨店が多かったり、とても雰囲気が良いです。
エズの旧市街の様子
エズの旧市街
全ての道を歩いても10分〜15分ほどで回り切れそうな、そんな小さな地域です。
本当に、おとぎ話の世界のような雰囲気。
エズ村の旧市街の様子
そして、西の方に上がっていくと絶景が望める植物園があります。
お店で飼われていた子。
犬

Jardin exotique d’Éze/エズ熱帯植物園

景色を眺めるだけのもんだろうとタカをくくっていた植物園。
入場料は、一般6€(¥720)学生3.5€(¥420)。
植物園の掲示板
中はかなり広く、崖に作られているのでアップダウンが激しいです。
熱帯と言うだけあって、サボテンなどの展示が多数。
植物園の展示の様子
大きい丸いサボテン
小さめのサボテン
そして、海、山、町を望む絶景!!
エズの植物園からの眺め
庭園の最頂部には遺跡のような展望デッキがあります。
最高点の展望スペース
最低部には、のんびり日光浴でも出来そうなスペースも。笑
日光浴ができそうなベンチ
エズ村の山腹側も眺められます。
エズ村の様子を俯瞰で
ダラーっと景色を眺めていたので、滞在時間は30分ほどだったかと思います。

L’église d’Éze/エズ教会

植物園を出て1分のところ、植物園の中からも見えるこの教会。
内装は、トリコブルーが基調の珍しい色合いでした。
エズ教会の内部
それほどスポットも多く無い小さな村なので、村を訪れた際には是非。

《移動》エズ村→モナコ

エズ村からモナコへと移動。
本当は11:30頃の112番のバスで直接モナコに出るつもりだったんですが、到着が1時間遅れたために村で取れる時間が1時になってしまったので、12:35Eze Village停留所発の83番バスでエズ駅まで出るルートを取ることに。
途中はなかなか険しい下山道。ヘアピンカーブの連続です。
バスから見た鷲の巣村、エズ
そして、特に遅延もなくエズ駅前のGare SNCF Eze停留所に13:00前に到着。
コートダジュール地方のローカルバス

13:11発の列車に乗り、10分ほどでMonaco Ville駅に到着。
少しイレギュラーにはなりましたが、エズにもたっぷり2時間居られたのでよかったです。

モナコ市庁舎(入国スタンプ入手)

モナコ駅の出口から徒歩15分ほどの高台には観光名所が幾つか。
まずはモナコ市庁舎へ。
モナコ市庁舎の外観
と言うのも、パスポートにモナコの入国スタンプを押してもらえるとのことだったので。
場所に確証がなかったんですが、受付でスタンプが欲しいんですがーと伝えると慣れた様子でガコンッと。
モナコの入国スタンプ
モナコの入国スタンプ、ゲットです!もちろん無料!笑

Saint Nicolas Cathedral/ニコラス大聖堂

市庁舎から徒歩2分のところにある大聖堂。
石造りで、立派です。
ニコラス大聖堂を正面から
内装も、石が基調の無骨な造り。
ニコラス大聖堂の内装
思った以上に奥行きが広く、広々してました。

Le Palais des Princes de Monaco/モナコ国王邸

この区画に坂道を上がってくるとまず目に入る、公邸前広場に悠然と佇む建物。
そこまで、外観がすごい!!ということもないですが、モナコの端正な建物群に馴染む、優美な造りだなと感じました。
モナコ国王の邸宅
入り口正面の通路に柵を越えて立ち入ると警備員に怒られるので要注意です。。

ジェラート L’Atelier du Glacier MONACO

散々喉は乾いていましたが、どこかでジェラートを食べるまで我慢!としていたので、ようやくのジェラート店。
モナコのジェラート店
国王邸のある崖上の区域から下った先、海へと抜ける通りにありました。
2フレーバーで4.5€(¥560)。ティラミスとラムレーズンをコーンで。
ダブルのジェラート
ざっと歩いてみた感じジェラート店は街中には少なそうな様子でした。
トリップアドバイザーのシールも軒先に貼られてましたし、特にラムレーズンが美味しかったです!
モナコに行くことがあるようでしたら、オススメのジェラート店です!

Casino Monte Carlo

そしてそこから徒歩で15分ほど。
金持ちの集まる国モナコで最高峰のカジノ。
お店の前には超高級車が悠然と構え、その前をモナコのカジノの外観通る車も高級車ばかり。
ゲームエリアの手前までは内部にも入れますが、なんだか尻込みしてしまい写真も撮れず。笑
車好きの友人は、あの車がああでこの車がこうだ!!と、とてもアツくなってました。高級車が好きな方にオススメのスポットです(?)。
カジノ側からの眺め

《移動》モナコ→ニース

歩いて10分ほどでMonaco Ville駅へ。
地域鉄道でNice駅へと戻りました。
ニース駅の外観

夕食 China Fast Food

宿から徒歩1分、Nice Ville駅からは徒歩2分のこのお店。
ニースの中華料理店の外観
中華があると食べたくなるのは留学生のさが。と言うことでニース最終日の夜でしたがこちらに。
ショーケースに食事が入っていてそれぞれに値段がついていましたが、春巻き、白米、炒めものの3点セットで8.7€(¥1044)と言うのがあったのでそちらを。
中華料理店の料理一覧
キクラゲを使った炒め物を選んで、こんな感じに。
中華セット
日本米ではないのでお米から東南アジアの香りがしましたが、それでもボリュームたっぷりで美味しかったです。お腹いっぱい。

帰宿・就寝

徒歩3分のところにあるスーパーで牛乳と夜食のマカロンを購入し、宿へ。
フランスの牛乳とマカロン
23:00頃就寝しました。10日目が終了です!

おわりに

ニース→エズ→モナコと3村街を巡ったとても濃い一日でした!
ニースは前の記事に書いたように、どこか「ただの都市」という雰囲気が否めませんでしたが、エズ村の持つ独特の落ち着いた雰囲気、モナコの持つリッチでハリのある空気感をそれぞれ1日のうちに感じられたのは、とても楽しかったですし印象に残りました。
2ヶ所ともニースから日帰りで巡れる村街ですので、是非訪れてみてください!
日本では到底味わえない(ニースもそうですが笑)空気がどちらの街にもあります!
では、最後までご覧いただきありがとうございました。
翌日は今回の旅での南仏最後の町、アルルへと移動。
軽くアルル市街を観光散策します。