「温泉のすゝめ」カテゴリーアーカイブ

新穂高温泉の小さな旅館で一泊、温泉と星空を堪能|岐阜県|新穂高温泉|温泉のすゝめ7

No.7 2017年10月10日(火)  評価★★★☆☆☆☆☆☆☆
【温泉名】奥飛騨温泉郷 新穂高温泉 旅館たにぐち (岐阜県)

奥飛騨温泉郷 新穂高温泉 旅館たにぐち

この日宿泊した温泉宿の、温泉。民宿のようなこじんまりとした旅館で、何もない火曜日だったこともあり、宿泊は僕たち一組だけでした。
旅館たにぐちの入口
階段を降りて地下へと行くと、男風呂と女風呂が。とても狭いです。夕方に佳留萱山荘の露天風呂に入っていたこともあり、こちらはスルー。
旅館たにぐちの内風呂

サンダルを履いて表に出ると、露天風呂の建物が。
露天風呂の建物
走り書き
3つ部屋があって、小さな浴槽と洗い場がありました。
貸切露天風呂
お湯は熱め。夜入ると、星がよく見えました!!プラネタリウムにいるんじゃないかっていうような星空。
風呂上がりに車を少し走らせ、わざわざ星を見に行ったぐらいの星空でした。

ただ、よくありそうな貸切風呂だったのと、内湯が狭めだったこと。あとは泉質がそれほど魅力的に感じなかったので、★3つです。
温泉分析表

《基本情報》
所在地: 〒506-1421 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂409
アクセス:中央自動車道を利用し、新宿から車で4時間5分
料金:素泊まり約5000円
電話:0578-89-2468
URL:http://www.jalan.net/yad318835/
近くの観光スポット:新穂高ロープウェー 車で10分,奥飛騨クマ牧場 車で15分
《温泉情報》
泉質名:ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
湧出量:240㍑/分
色→透明 臭い→無臭 肌触り→やや柔らかめ
泉温:源泉92℃ 体感41℃~43℃
pH値: 8.3
適応症:記述なし
浴槽:内湯1
その他:貸切露天3室

日本最大級の混浴露天風呂に岐阜・奥飛騨で入浴|岐阜県|新穂高温泉|温泉のすゝめ6

No.6 2017年10月10日(火)  評価★★★★★★★★☆☆
【温泉名】奥飛騨温泉郷 新穂高温泉 水明館佳留萱山荘 大露天風呂 (岐阜県)

奥飛騨温泉郷 新穂高温泉 水明館佳留萱山荘大露天風呂

前々から行ってみたかった奥飛騨温泉郷。岐阜の奥の方だったので敬遠していたんですが、松本(長野)からは1時間ほどなので、そう考えると東京からのアクセスもそれほど悪くないです。

奥飛騨温泉郷には平湯、新平湯、栃尾、新穂高、福地の5つの温泉地が集まっています(箱根に湯本や強羅や塔ノ沢やがあるような感じ)。
奥飛騨温泉郷のマップ

 

今回訪れた温泉は、観光名所新穂高ロープウェーのお膝元、新高穂温泉にある水明館佳留萱山荘。

大露天風呂の看板
日本秘湯を守る会に登録されているこの温泉。「日本最大級」の露天風呂を謳っていることぐらいしか前情報が無かったんですが、すごくスケール感が大きかったです。浴槽(?)は3つあるんですが、100人ぐらい入っても余裕があるんじゃないかという広さ!
天然のユネッサンみたいだ、と友人とは話をしました。
佳留萱山荘の露天風呂
水明館佳留萱山荘の大露天風呂
混浴になっているんですが、男性は別に浴場が無いので実質ここは男湯のような雰囲気。ですが、女性もちらほらいらっしゃいました(大抵は夫婦か70歳親40子ぐらいの親子)。
入浴用の着物を有料で借りられたようですが、僕らは借りずに入りました。ですが、男性の着用率は半分ほどだったので特に浮くこともなく。湯は熱いんですが、だらだらと一時間近く居座ったかなと思います。

 

先にも書きましたが、とにかくスケールが大きいです!浴槽の大きさもそうですが、自然の中にどーんと浴場が横たわってるのがとても新鮮です。
心が洗われるとはこの事だなとしみじみと感じられたので、また機会があったらぜひ行ってみたいと思います。
のれんの裏側

受付のある建物の隅には、飲泉のコーナーも有りました。
佳留萱山荘の飲泉

大きい岩が浴槽の側に横たわっていたので、勝手にチャイティーヨと名付け崇めてました。ご利益、ありそうな無さそうな。笑
水明館佳留萱山荘大露天風呂の岩

※浴場の写真は、退去時にたまたま入浴者が他にいなかったので撮影しました。

↓佳留萱山荘のサイトはこちらです!
【公式】水明館佳留萱山荘 – 高山 – 日本

最後に分析表を。
佳留萱山荘大露天風呂の成分表

《基本情報》
所在地: 〒506-1421 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂555
アクセス:中央自動車道を利用し、新宿から車で4時間10分
料金:800円
電話:0578-89-2801
URL:http://www.karukaya.co.jp/open-air-hot-spring
近くの観光スポット:新穂高ロープウェー 車で5分,奥飛騨クマ牧場 車で15分
《温泉情報》
泉質名:単純泉(低張性・中性・高温泉)
湧出量:500㍑/分(昭和63年)
色→透明 臭い→やや硫黄臭 肌触り→ややツルツル
泉温:源泉66.2℃ 体感41℃~44℃
pH値:
適応症:一般的適応症
浴槽:内湯0,露天3,洞窟有り
その他:うたせ湯, 洗い場1

房総半島南部に眠るお肌ツルツルの秘湯|千葉県|不老薬師温泉|温泉のすゝめ5

No.5 2017年8月30日(水) 評価★★★★★★☆☆☆☆
【温泉名】不老山薬師温泉 自然村(千葉県南房総市)

不老山薬師温泉 自然村

今回訪問したのは千葉県・南房総市にある日帰り温泉施設『不老山薬師温泉 自然村』。
不老薬師温泉の看板

普段日帰り温泉というと箱根や山梨に行ってしまうことが多いので、今回は千葉を開拓してみよう!!と言うことで。
他にも候補はあったんですが、房総半島の南端近くで、旅感も出るかなと思ったのでここに決めました。

宿泊施設もあるんですが、日帰り温泉は施設の一番奥。ひなびた建物です。
不老薬師温泉自然村の建物
温泉付きで定食1500円のキャンペーンをやっていたので、昼過ぎに着いたのでまずは昼飯を食べようと定食を4種類の中から一つ注文。
1500円セット
あまり機会がないので、僕は鯨の陶版焼きを注文。料金表を見たら、これだけで1400円するんですよね。温泉の入浴料は実質100円。笑
食事のメニュー
民宿の大広間のような食事処。入った時には20人ぐらいのおばあさんたちの団体がいました。
食事処の様子
鯨の陶版焼き!
鯨の陶板焼き定食
鯨の陶板焼き
癖はなく、味噌の味付けで美味しかったです。ご飯も、丁重にお願いしたらお代わりを頂けました。
そしてそのあとは温泉へ。

 

大広間横の廊下を進み、いかにも洞窟に潜っていくような階段を下ると、左手に女湯、突き当たり正面に男湯ののれんが。
入ると、カゴが10個少々の小さな脱衣所。鍵付きロッカーは脱衣所内に無いので、貴重品は温泉受付にあるコインロッカーの利用がベストです。

浴室は、内湯一つ露天一つのこじんまりしたもの。洗い場は5個ぐらいで、それぞれの浴槽は、6人入ると窮屈かなぐらいのサイズ感。
源泉掛け流しで非常に熱いですが、水の蛇口も浴槽に付いているので温度調節は可能です。僕らが入った時には、内湯50℃ぐらい、外湯37℃ぐらいと言った感じでした。
外湯は、自然の中をぽっくり抜いたような場所にあって、秘湯感があってとても良いです。
あと面白かったのは、洗い場の蛇口からも温泉が出ること。色の付いた源泉なので、色に染まると困るタオルは持ち込まない方が良いかもしれません。

泉質は、泉質表を見たところ、「療養泉では無いため泉名はありません」と言うような事が書いてありました。が、恐らくアルカリ系の鉄泉なのかなと言う感じがしました。湯に浸かると肌がツルツルします。

 

結局施設には一時間半ほど滞在しました。美味しい海鮮を食べて、こじんまりした温泉でのんびりしたい!という方にはぴったりだと思います。
また機会があったら使いたいな〜と思える、とても充実感のある温泉施設でした!
館山日帰り温泉・宿泊は|不老山薬師温泉 安房自然村【公式サイト】

ローマ史跡の残る英国南部の都市、バースでスパ体験!|イングランド|バース温泉(Bath Spa)|温泉のすゝめ4

No.4 2017年2月23日(木) 評価★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【温泉名】Thermae Bath Spa(イングランド バース)

Thermae Bath Spa

今回はイギリスで唯一温泉の湧いている都市、バースでスパに行ってきました。
結構どこを見ても評判が良いのでマイナスなことを書くのも気が引けるんですが、思ったままに書いていこうと思います。
写真撮影は禁止だったので館内の写真は外観と受付部分のみです。

 

バースにあるローマ時代の史跡、The Roman Bath/ローマン・バスから徒歩3分ほどのところにあるこの施設。

ネットの口コミを見ると、「値段は高いが行ってみる価値はある」というのが総合的なもの。
友人と一緒の旅行だったので高い金を払わせるのもなぁ…と思ってたんですが、留学中で半年湯に浸かってないからむしろ行きたい、と。
じゃあぜひ行こう!!という事で行きました。

訪問は19:00頃。
バース、サーメ・スパ外観
35£(1£=¥140→¥4900)の入浴料を払うと色々と説明をされ、タオル1枚とタオル地のガウン、ビーチサンダルを渡されます。
受付の様子。
サーメ・スパ受付
更衣室では自由にロッカーを選択可能。更衣室自体は男女共用なので、設置されている更衣ボックス(?)内で着替え。
タオルはロッカーに残し、ガウンを羽織って浴槽へと向かいます。

この日は工事中でサウナのフロアは利用不可。地下にある浴槽と屋上の浴槽、レストランのフロアのみ利用可能でした。
屋上の浴槽も地下の浴槽も、どちらも張ってあるのは真水。温泉施設というよりは、少し温かめの温水プール施設、と言った感じ。温泉が湧いてる街なんだから温泉使ってるだろ~と勝手に期待してたのがいけないんですが、拍子抜けしました。サウナも使えず、ただの温水プールに35£。。

サウナが使えたらもっと暖まれたんでしょうが、いかんせん「少し温かめの温水プール」なので、浴槽から出ると寒い寒い。(訪問時は2月)
レストランもありましたが、水着にガウンで居るには寒いのと、やはり少しお高いのでスルー。
館内での料金の支払いは、入り口で受け取ったリストバンドで行いあとから精算をするタイプでした。

個人的には、行くだけ損だなというのが正直な感想です。
これが20£ぐらいなら話も変わってくるんですが、5000円近くも払ってこのクオリティー。
冬で寒々しかったのもあるかもしれませんが、ハンガリードイツで入った温泉がどちらも質の高い施設だったのもあり、それに比べるとかなり見劣りしてしまいました。(しかも35£。)
外国にある入浴施設によっぽど興味があれば行ってみるのもありかもしれませんが、35£あったら随分良いものが食べられるので、そちらに資金を回すのが賢明だったなと思います。

ただ、これがヨーロッパの温泉施設か~と考えるのは尚早。
温泉に興味がある方は、セーチェニ温泉(ハンガリー)ケーニヒクリスタル温泉(ドイツ)の記事をご覧頂ければと思います。

では、最後までご覧いただきありがとうございました!!