出発からは16日目、旅の行程としては15日目に入るところですが、この日は足は伊勢へと進めずに津で足踏み。
友人が伊勢で合流することになったために時間調整をしているのもあるんですが、久しぶりに日本三名泉の一つとも言われる榊原温泉を訪れたかったので。
榊原温泉は奈良時代からお伊勢参りとセットで栄えていた温泉場で、津からは片道20km弱。
往路は歩き、復路はバスにて湯ごり(参宮前に湯に浸かって身を清めること)をして来ました。
歩行ルートは以下です。(2019/1/13)
1. 快活CLUB~久居グリーンホテル
2. 徒歩にて榊原温泉へ、2時間の旅路
3. 榊原温泉・射山(いやま)神社
4. 日帰り温泉「湯の庄」
5. 帰路はバスにて
6. 夕食・就寝
7. 総評
8. 行程詳細
9. 歩行データ
快活CLUB~久居 グリーンホテル
津南の快活CLUBを出たのが8:20。
この日の目的地である榊原温泉へ向かう途中、久居にある宿泊予定のホテルへと向かいます。
一時間ほど歩いたところでホテルに到着。
バックパックを預け、一休みしたら榊原温泉へ向け出発。
徒歩にて榊原温泉へ、2時間の旅路
ここまでは歩道のある広い道だったんですが、ここから1時間ほどは榊原温泉へと伸びる直線一本道。
歩道は一切なし。
歩道のない一本道を歩くこと1時間と少し、遂に榊原温泉に到着!!
榊原温泉・射山(いやま)神社
奈良期には都からの参宮道が榊原を通っていたため、その頃から榊原温泉は湯治場として栄えていたとのこと。
江戸期に東海道が整備され参宮道が榊原から外れてしまったのちも、伊勢神宮参拝前の湯垢離(ゆごり)の地として繁盛していたようです。
ゆごりの地として名のしれた七栗(ななくり)の湯(榊原の湯)を守るため、温泉の神が祀られているのがこの神社とのこと。
日帰り温泉「湯の庄」
温泉入浴については別記事をご覧ください。
伊勢参宮前に湯垢離(ゆごり)の地でひと休み|榊原温泉「榊原館 湯の庄」|三重県|温泉のすゝめ45
帰路はバスにて
温泉を出たら、施設から徒歩3分のバス停へ。
帰りも歩くべきかとも逡巡したんですが、バスに乗ってしまったほうが幸福度高く一日を終えられそうだなと思ったので、妥協。
足湯があって、バス待ちの先客が2組。
三重県内の食事処などでサービスを受けられる「三重 食旅パスート」の発行をしてくれると言うので、スタッフのおば様の言われるがままに。
そして三重の特産について少し雑談。
湯の庄であおさラーメンを食べたのであおさや古代米の話をしつつ、「僕の身分じゃ伊勢海老には手が出ないので、あおさで十分でした~」「いやいや私もよ~」と謙遜合戦。
夕食・就寝
夕食は、駅からホテルまでの道中にあった中華料理屋に行こうと決めていたので19:00頃訪問。
中華料理は世界中どこでも食べられる元気食(安心感を得られて元気が出る食べ物の意)なので、どことなく旅風情を感じてしまいます。
中華丼。
なんてこと無い美味しい中華丼でした。
激ウマも激マズも無いのが中華料理です。
帰りにスーパーでミニのワンカップを購入し、宿に戻ってぐびっと。
23:30頃就寝し、一日が終了しました。
総評
友人とのスケジュール調整の都合で生まれた温泉日。
結果として参宮前の湯垢離を大昔に人々がしたように経験できたので、「お伊勢参り路」を充実させる意味でもいい一日になりました。
伊勢到着まで乗らないつもりでいた「乗り物」には乗ってしまいましたが、結果オーライです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
行程詳細
8:20 出発
9:30 久居グリーンホテル
9:50 [休憩]セブンイレブン津市久居西鷹跡町店
11:00 [休憩] ローソン久居一色店(160円)
12:15 日帰り温泉 湯の庄
12:20 [昼食] つるつる亭(あおさラーメン850円)
15:20 出発
15:30 バス乗車
16:10 久居グリーンホテル(5500円)
19:00 [夕食] 龍府(中華丼 734円)
23:30 就寝
歩行データ
歩行距離(万歩計):18.77km
歩数:26,077歩
歩行時間:3時間50分
歩行速度:80m/分