唯一無二の海洋型洞窟温泉|勝浦温泉『ホテル浦島』|和歌山県|温泉のすゝめ49

No.49 2019年1月18日 評価★★★★☆ (是非また行きたい)
【温泉名】紀伊勝浦温泉 『ホテル 浦島』(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)

今回2回目の宿泊、3回目の訪問になった勝浦温泉の『ホテル 浦島』。

和歌山県の観光ポスターに使われることもある有名な”忘帰洞”を筆頭に、5つほどの浴場を有する巨大なリゾートホテル。

3度目の訪問ですのでざっと。

漁師町那智勝浦と温泉

山間部には那智山・那智の滝を有し、その一方で紀伊勝浦駅前には港町が広がる那智勝浦町。

豊富な源泉を有することから温泉街として観光客の耳目を集めますが、当地で読んだ雑誌に書いてあったフレーズは「媚びない観光地」。

夜の町中心部の閑散とした様子と朝の活気を比べれば町の在る姿は一目瞭然で、「温泉地」という言葉が持つイメージとのギャップには心底驚かされます。

『ホテル浦島』について

勝浦温泉で最も知名度が高く最も規模が大きい『ホテル浦島』。

昭和の香り漂うリゾートホテル風の温泉宿ですが、浴場の数、黄白濁の泉質は眼を見張るものがあります。

山上館はランクが高く別格の風ですが、本館を始めとした低層館の湯は日帰りでも楽しめます。

浦島の温泉と絶景洞窟風呂

浦島の浴場に引かれているのは主に硫黄泉。

公式サイトに詳しい記述はありますが、浴場に入るとふわっと漂う硫黄の匂いを感じると「温泉に来たなあ」と心踊ります。

肌がツルツルに等の分かりやすい効能はありませんが、翌朝も身体に残る硫黄臭には温泉の力を漠然とではありますが感じさせられます。

浦島の売りは巨大な洞窟風呂。
“忘帰洞”と”玄武洞”の二つがあり、どちらも海に面した巨大な洞窟の中に浴場があります。

洞窟のスケール感と波の音は他では味わえないものなので、一度は訪れてみる価値がある温泉だと思います。

『ホテル浦島』の情報

〒649-5334 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2

アクセス(公共交通):JR紀伊勝浦駅から徒歩5分で船着き場。連絡船で5分。
☎0735-52-1011(ホテル浦島)
公式サイト:ホテル浦島 公式HP | 大洞窟温泉忘帰洞 南紀勝浦温泉 Hotel Urashima Resort&Spa

総合評価

【泉質(含硫黄ナトリウム塩化物泉)】
★★★★★ 5.0/5.0
硫黄臭のある白濁の湯。
源泉は幾つもあり、含硫黄・ナトリウム・塩化物泉が主。
【湯質(掛け流し有無等)】
★★★★★ 5.0/5.0
ホテル内に幾つも浴場があるが、その多くが掛け流し。
【温泉設備】
★★★★★ 5.0/5.0
忘帰洞を始めとする2つの洞窟浴場が売り。
サウナ等は基本無いものの、洞窟浴場は一見の価値あり。
【施設の雰囲気】
★★★★☆ 4.0/5.0
施設は古いものの、イメージは昭和のリゾートホテルと言った感じ。
小型船でホテルへ向かったりと面白味がある。
【価格帯】
★★★★☆ (日帰り800円or素泊まり7000円 以上)
【総合評価】
★★★★☆ (是非また行きたい)

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