ついに伊勢入り。
この日も歩行距離は短い予定でしたが、15時前後から雨が降るという予報だったので出発は早めに。
祝翌日といういことで茶屋が閉まっていたり残念な部分も幾らかありましたが、それでも目的地だった伊勢入り。
旅も今日明日で終わります。
歩行ルートは以下のように。(2019/1/15)
松阪宿(旧伊勢街道)~斎宮跡
出発は9:00前、8:50。
宿の目の前が旧伊勢街道だったので、そのまま伊勢へと足を進めます。
「禁酒の神」なる、なかなかお目にかかれそうにない神様。
どうやらこの石が酒好きで、この石に酒を預けておくと自分は禁酒できてしまう、という算段だそう。
なんだか、ご利益の内容が俗っぽいというか、幼稚園児を扱う母親の手口っぽいというか。
茶屋跡なのは分かるものの説明がないのでそれ以外の情報が全く手に入らず。
途中渡った川。
木々が鬱蒼としていて、古代中世の匂いを感じました。
実際汽水域で、磯臭いようなあおさ臭いような感じもありました。
斎宮、なる地区に到着。
かつて宮様があったものの、何も跡が残っておらず、その発掘調査を今現在も進めているよう。
この地区の休憩処で休もう!と途中で休憩を挟むこと無く2時間ぶっ通しで歩いたんですが、まさかの閉館日。
「おもてなし施設」を自称するくらいなら年中無休で働けよ、と流石にイライラ。
自販機のココア片手に寒空の下休憩をし、二度とこんなところ来てやるもんか、とツバを吐き捨てる勢いで斎宮跡を出発。
斎宮跡~宮川渡(伊勢市)
朝もドーナツだけで我慢し斎宮跡で小腹を満たすつもりだったので、イライラに空腹も重なり写真を撮る気力もしばらく起きず。
名物へんば餅の看板が見え期待値を上げましたが、こちらも「臨時休業」。
あまりにも世知辛い。
趣ある住宅が続くエリアで、藤原氏に関連のある人びとが住んだりしているようでした。
その先のミニストップで昼食を取ろうかと思っていたんですが、ランチ営業をしている日本食店を見つけたので入店。
まさかの座敷個室に案内され恐縮しましたが、ランチメニューの天丼セットを1180円と比較的リーズナブルに。
調べ物などしつつ1時間ほど滞在。
雨が降り出し、ここまで一度も使うことのなかったザックカバーを投入。
伊勢神宮外宮
宿着・夕食・就寝
外宮を出たあとは、チェックインの15:00をちょうど越えていたので宿に。
ウィークリーマンションを単日で借りたので、何やら事務所らしき場所でチェックイン。
伊勢味噌ラーメンとやらを食べてみたく訪問しまして、あおさが乗っていたりと三重も感じられ、とても美味でした。
「我ここに有らず」なぶっきらぼうな接客が残念でしたが。
そして、しっかりとお布団で睡眠を取りました。
一日終了。
総評
ようやく、16日目、横浜を出て18日目。
長い道のりでしたが、目的地に着いた感動よりも、その過程を通じて理解した当時の文化や、現地の人々(大抵はおじさまおばさま)とのコミュニケーション等の思い出が、伊勢に着いたことで更にぐっと深まったというか、昇華されたというか、何となくそんな感覚です。
最後に雨は降りましたが、これだけ乾燥が続いた中での雨は「恵み」なので、何だか神宮に迎え入れてもらったのかなと勝手な解釈を。
明日内宮に参り、また改めてまとめは書けたらなと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます。
行程詳細
7:40 起床
8:50 出発
10:50 [休憩] いつき茶屋(120円)
11:15 出発
11:35 [休憩] ファミリーマート斎宮明和店(150円)
12:40 [昼食] 双六(天丼 1180円)
13:40 出発
14:35 伊勢神宮外宮到着
15:15 ウィークリーマンション伊勢(3500円)
19:00 [夕食] 蔵deらーめん(伊勢味噌ラーメン 850円)
24:00 就寝
歩行データ
歩行距離(万歩計):23.16km
歩数:32,171歩
歩行時間:4時間35分
歩行速度:61m/分