遅延のICEとサッカー観戦|地球一周旅記DAY44

この日はフライブルクから移動。
目的地はクロアチアの首都ザグレブですが、列車はミュンヘン中央駅23:35発の夜行列車。
ミュンヘンまでは4時間ほどなので昼過ぎにフライブルクを出発し夕方にはミュンヘンに着くはずでしたが、大幅な遅延を食らってしまいなかなか疲弊した一日。
(2018/10/2)

8:00に起床しシャワーを浴びようとするも、宿の共用シャワーは1台しか無く、なかなか自分の番が回って来ず。

9:00過ぎにシャワーを浴び、朝食へ。
ドイツらしい簡素なビュッフェ形式。

早く出発する必要も無かったのでチェックアウト時間ギリギリまで時間を潰し、11:00前に宿を出発。

徒歩にて駅まで10分ほど。

とてもいい宿いい部屋でした。

道中。

駅前開発中。

中央駅に到着。

移動 フライブルク中央駅→マンハイム中央駅

予定していたよりも早いICEに乗れそうだったので、11:49発のICE74に乗車。

したものの、乗車早々「人身事故が発生したため、何時に出発するか不明です」とのアナウンスが。

他に選択肢も無いので、仕方なく列車の中で待機。

30分ほど待ったところで、一向に発車の気配がないのでコーヒーを買いに降車。
「コーヒー買いに行くんで、荷物見ててもらえますか?」と隣のおばあちゃんに話しかけると「私のも買ってきてくれる?」と。

列車が出たらどうしよう、とハラハラしながらブラックコーヒーを2つ購入。

何事もなく列車に戻り、おばあちゃんと少し雑談。

おばあちゃんは50年以上フライブルクに暮らしていて、今日はフランクフルトに用事があるんだと。
半分ぐらいしかドイツ語を理解できませんでしたが、どうにか会話は成り立ちました。

少しすると、相変わらず「何時に出発するか分かりません」とのアナウンス。その後に「乗車券をお持ちいただければ食堂車にて無料でお飲み物を提供します」ともアナウンスが。
「そんなの良いから早く列車を出してくれよ」とでも言いたげな爆笑に包まれる車内。

その後も2,3回のアナウンスを挟みつつ、いまいち理解出来ないので隣のおばあちゃんに簡単なドイツ語に噛み砕いてもらいながら過ごす。

で、予定から遅れること3時間近くして列車は出発。

アナウンスは「当列車は169分の遅れで出発致しました。」
皮肉なのやら車掌も呆れていたのやらのアナウンスに若干の笑いが再び。

おばあちゃんは次の駅で降り、僕はマンハイムまで。
出発から1時間40分ほどでマンハイム中央駅に到着。

夕食 Chang(中華料理店)

5分ほどの乗り換え時間でミュンヘン行きのICEに乗ることも出来たんですが、5時間座りっぱなしで疲れていたのと、この空腹感でいると体調を崩しそうだと感じたので、列車は1本見過ごして夕食をとることに。

米を食べなければならない使命感に駆られていたので、Googleマップで中華料理店を検索。
レビューに旨くて安いと書いてあった店まで、徒歩で800m10分ほど。駅構内にもアジア料理店はありましたが、少し高かったのと運動がしたかったのでわざわざ遠くまで。

こちらのお店。


鶏肉の炒め物(辛)の大を€5.4で。駅のお店だと€10は取られそうなボリューム感。

美味しく頂き退店。これで体調もどうにかなるはず。

街中を歩き駅まで。マンハイム大学。

17:31発の列車に乗車予定だったので、17:20頃マンハイム中央駅に。

移動 マンハイム中央駅〜ミュンヘン中央駅

17:31発予定だったICEですが、当然のごとく15分遅れ。と思っていたら、17:45にはパリ行きのTGVが先にホームに。

結局入線は17:55頃、出発は18:00。


大混雑の車内でどうにか僕は座席を確保したものの、隣の窓際に座っていた女性は座席予約者に追いやられ離席。

自分の座席もこの先いつ無くなるか分かりませんでしたが、有難い事にシュトゥットガルトで大抵の乗客は降車。

出発は30分遅れでしたが、ほぼ定刻の20:30にミュンヘン中央駅に到着しました。

CL バイエルンvsアヤックス観戦@ファンアレーナ

せっかく試合のあるいいタイミングでミュンヘンに立ち寄れたのでどこかしらで観戦はしたいと思っていたんですが、いい場所がどこなのか分からず。

前回滞在したホステルの近くにバイエルングッズが大量に展示してある”Fan Arena”なる場所を見つけていたので、一見さんお断りかもしれないけどひとまず行ってみることに。中央駅から徒歩3分。

この日のアヤックス戦に関する貼り紙があったので外でタバコを吸ってたおじさんに「今日の試合ってここで観れるんですか?」と聞いてみる。
「もちろんだよ、ほら、入りなよ」とおじさん。
「僕、外ものですけど…」と言うと、「ほら、いいから」と背中を押してくれるおじさん。

すごい熱量の人たちが集まる部外者お断りなバーなのかと思ってましたが、全くそんな事はありませんでした。

ビール、€4。

バーの内装はこんな。

この日のバイエルン戦の中継はDAZNがメインだったらしく、SKY SPORTS(スカパーみたいな)での放送は同時に行われている試合の良いとこ取り。

試合は1-1と残念な結果に終わり、バーを後にしました。

どことなく寂しそう。

ザグレブ行き寝台列車に乗車

23:00前に試合は終わり、乗車予定の寝台は23:35発。

時間には余裕があったので、地下にあるトイレに行って歯を磨き、用意が出来たら列車へ。


行き先はザグレブではないですが、複数の行き先へ向かう列車が連なっているとてーも長い編成。


普通の特急車みたいな座席かと思っていたんですが、まさかのコンパートメント。

自分の部屋に入ると既にクロアチア人のおじさんが居たものの他の人が現れる気配が無く、これ誰も来なかったらごろ寝出来るね〜とワクワク。

おじさんはクロアチアの鉄道で機関車の運転手をして居て、ドイツの近くに出稼ぎに来ている奥さんの元を訪れた帰りとの事。
「僕の給料は月€1000ぐらいだけど、ドイツだったら同じ仕事でも2倍も3倍も給料がもらえるんだろうと思うよ」とも。

列車が出発し、誰も来なそうだったので横になって睡眠。


就寝前に加えて2:30と5:30にも検札が来ましたが、どこが検札済み等の引き継ぎをすれば良いだけのものを無駄に叩き起こされ、イマイチ納得いかず。

そんなこんなで一日終了です。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

8:00 起床
9:30 朝食
11:00 チェックアウト
11:10 フライブルク駅着
11:50 ICE74乗車(遅延により出発せず)
12:30 コーヒー(€1.5)
14:45 フライブルク中央駅発車
16:25 マンハイム中央駅着
16:45 夕食@Chang(€5.4)
17:20 マンハイム中央駅
18:00 ICE611(定刻17:31 30分遅れ)
20:35 ミュンヘン中央駅着
20:45 FCB Fan Arena(ビール €4)
21:00 チャンピオンズリーグ試合開始
22:50 試合終了
23:00 中央駅地下のトイレ
23:20 夜行列車乗車
23:40 EN463(予約料 €14)
24:20 就寝

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