「街並」タグアーカイブ

庭園と歴史的建造物が見どころ、ドイツ・ハノーファー観光記

留学プログラムもすべて終了し、あとは遊んで帰るだけ。母と祖母が留学先のゲッティンゲンに遊びに来ていたんですが、それほど見どころも多く無いので、RE(地域鉄道)で1時間半の州都ハノーファーに。
空港利用やらバス利用やらライブがあるやらで10回以上はこの一年で訪れたかと思うんですが、しっかりとした観光はしたことが無かったので、半日使ってのんびりと。半日〜一日で回るべきオススメのスポットは一通り抑えられたかなと思います。では。
2017/7/31 ハノーファー(ドイツ)

《移動》Göttingen/ゲッティンゲン→Hannover/ハノーファー

まずは寮のあるゲッティンゲンからハノーファーへと移動。退寮の手続きがあったので、11:45頃寮を出てご飯を食べ、13:07のREでハノーファーへ。
ニーダーザクセン州内の地域鉄道等が乗り放題のチケットがあるので、それを17€(1€=¥130→¥2210[以下同一レート])で購入。すれば良かったんですが、存在を知らなかったので片道チケットを23€(¥2990)ほどで購入しました。
初めからニーダーザクセンチケットを購入していれば2人往復17€(¥2210)のみで済んだんですが、片道で46€(¥5980)も払ってしまいした。後悔。
そんなこんなで、14:30頃にハノーファー中央駅に到着。
ハノーファー中央駅の外観

 

Großer Garten/グローサー・ガルテン

ハノーファーの一番の観光名所と言っても過言では無いこの庭園ですが、一度も訪れたことが無かったので訪問。
かつてハノーファーはハノーファー王国の首都だったんですが、その際に王族が居住していたのがこの庭園のあたり。つまりこの庭園は、王宮庭園だった訳です。

現在の中心街からは少し離れた場所にあるので、ハノーファー中央駅から徒歩5分の隣駅、Kröpcke駅からUバーン3番か5番で10分ほど。
グローサーガルテンハノーファーの入口
入場料は、付属の博物館と向かいにあるBerggartenが込みで8€(¥1040)。学生は5€(¥650)です。
入場してからは、小さなテーマ別の庭があったり、大きな区画の庭があったり。
小庭園
大庭園
大庭園を歩く人々
写真を撮るドイツ人青年
噴水の側の親子

噴水も大小たくさんありますが、一番迫力があるのは庭園の中ほどにあるGroßer brunnen/大噴水。
大噴水を引きで
ハノーファーの大噴水
説明書きによれば、1700年代に35m、1800年代には60mもの噴水高を獲得したとのこと。現在の高さは書いてありませんが、それに匹敵する高さまで水が常時吹き上げられていました(夏のみとのこと)。
大噴水を近くから
大噴水の説明書き

付属の博物館にも入りましたが、規模はそれほどではありません。ゴシックが好きな人は楽しめるかも知れませんが、個人的には微妙でした。笑
ハノーファーのゴシック博物館

トータルでの滞在時間は45分強でした。ハノーファーを訪れるならば、訪問必須のスポットです!
大庭園を俯瞰で

Großer Garten/グローサー・ガルテン
住所:Herrenhäuser Str. 4, 30419 Hannover
公式サイト:https://www.hannover.de/Herrenhausen/Herrenh%C3%A4user-G%C3%A4rten/Gro%C3%9Fer-Garten
電話番号:0511 16834000

 

 

Berggarten/ベルク・ガルテン

グローサーガルテンの向かいにある庭園。隣には水族館もあったりしますが、グローサーガルテンのチケットで庭園だけ入場。
こちらは、庭園というよりはどちらかというと植物園といった雰囲気でした。温室があったり、魅せる庭園ではなく植物の展示が豊富。
ハノーファーの温室
小庭園
ハノーファー、ベルクガルテンの生い茂る樹木
ベルクガルテンのマップ
グローサーガルテンで疲れていたのもあり、30分もせずに退場しました。

Berggarten/ベルク・ガルテン
住所:Herrenhäuser Str. 4, 30419 Hannover
公式サイト:http://www.berggarten-hannover.de/
電話番号:0511 16847576

 

 

Marktkirche/マルクト教会

Kröpcke駅(街の中心地)へと戻り、街を散策しながら南へ10分ほど。街のシンボル、マルクト教会です。石造りでかなりしっかりしています。
ハノーファー・マルクト教会の外観
マルクト教会の入り口
内装も石造りで無骨な雰囲気。
マルクト教会の内装
ハノーファーは第二次大戦で爆撃を受けているんですが、その影響か外壁には焼け跡が見られます。
それほど派手な教会ではありませんが、旧市街の街並みも近くにあるので、観光するにはいい場所だと思います。

Marktkirche/マルクト教会
住所:Hanns-Lilje-Platz 2, 30159 Hannover
公式サイト:http://marktkirche-hannover.de/
電話番号:0511 364370

 

 

Neues Rathaus/新市庁舎

マルクト教会から徒歩で10分弱の場所にある新市庁舎。
ハノーファー新市庁舎の外観
新というからによっぽど新しい、というわけではなく、戦前の建物です。1階のホールには年代別の街の模型があるんですが、それによれば、この新市庁舎は爆撃の被害を受けていないようです。
置いてあった模型は4つ。
1689年
大昔のハノーファーの街並
1945年
戦後のハノーファーの街の模型
爆撃を受けたハノーファーの街並
現在
現在のハノーファーの街並の模型
ハノーファーの街の変遷が分かって、なかなか面白かったです。
本当は市庁舎上の展望台にも登れるはずだったんですが、閉館時間の18:00が近かったこともあり上れず。少し残念でした。

Neues Rathaus/新市庁舎
住所:Trammplatz 2, 30159 Hannover
公式サイト:https://www.hannover.de/Tourismus/Besucher-Service/Service-Mobilit%C3%A4t/Aktuelles/Neues-Rathaus-unter-Top-80-Deutschlands-beliebtester-Reiseziele
電話番号:0511 1680

 

 

Die Aegidienkirche/エギディエン教会

新市庁舎から最寄りのUバーン駅に歩く途中に見つけた教会跡。
跡というのも、戦争で焼け落ちたままの状態で保存されています。なので天井は無く、外壁にもかなり焼け跡が残っています。
エギディエン教会の外観
終戦祈念か何かのイベントがあるようで、こんな張り紙がされていました。

天井のない構内には、十字架がぽつりと立っているだけ。喧騒の中にありますが、厳かな雰囲気がありました。訪問できてよかったです。
エギディエン教会の十字架

Die Aegidienkirche/エギディエン教会
住所:Aegidienkirchhof 1, 30159 Hannover
公式サイト:http://marktkirche-hannover.de/?page_id=1876
電話番号:0511 324513

 

 

《移動》Hannover/ハノーファー→Göttongen/ゲッティンゲン

中央駅に戻り、Nordsee(魚料理のチェーン店)で夕食を。その後は往路同様REに乗り、20:00前にゲッティンゲンに到着しました。留学最後のハノーファーが終了。

 

おわりに

13:00にゲッティンゲンを出て20:00に帰着。7時間でのハノーファー日帰り旅行でした!現地での滞在時間は4時間ほどだったかと思いますが、それでも十分に観光地は見て回れたなと思います。
観光局(?)の公式ページにも書いてあるんですが、ドイツの交通網の要とも言えるハノーファー。ベルリン〜ケルンを東西で結ぶICEが通過し、ハンブルク〜ミュンヘン・フランクフルトを結ぶICEも通過します。
そんな交通網の充実したハノーファー。時間があればぜひ訪れてみてください。では、最後までご覧いただきありがとうございました。
ハノーファーの旧市街の街並み

ルーヴル美術館を中心にパリを観光。 シャンゼリゼ通りのテロ事件にも遭遇し…(旅行記Day5/6)

パリ滞在5日目。この日は、パリの人気観光スポット1位のルーヴル美術館へ。
その後は比較的時間があったので、のんびりシャンゼリゼ通りを歩いたり、セーヌ川のほとりでぼーっとしてみたり。
昼食はパン屋さんでサンドイッチを食べ、夕食はラーメンを!
ではでは。
2017/6/19 パリ(フランス)

Cathédrale Notre-Dame de Paris/ノートルダム大聖堂

ステンドグラスが有名な、世界遺産のノートルダム大聖堂。
入場は無料ということで前日前々日は入場に行列ができていたので、8:00からの開場(?)ということで早めの時間に訪問。
セーヌ川越しに見たノートルダム大聖堂
少しノートルダム大聖堂周りを散策したあと、8:30頃に入場。
朝早かったこともあって、入場列はなくすぐに入場できました。
真下から見上げたノートルダム大聖堂
聖堂内は暗めで、石造り。
ノートルダム大聖堂の内部
ステンドグラスも綺麗でした。
ノートルダム大聖堂のステンドグラス
入場無料なので、パリを訪れたら訪問はマストです!

Cathédrale Notre-Dame de Paris/ノートルダム大聖堂
住所:6 Parvis Notre-Dame – Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris, France
公式サイト:http://www.notredamedeparis.fr/
電話番号:+33 1 42 34 56 10

 

 

Musée du Louvre/ルーヴル美術館

ノートルダム大聖堂から歩いて15分ほどのルーヴル美術館。この日のメインイベント。
ルーヴル美術館の広場
チケットはオンラインでも購入できますが、直前に購入してスマホにダウンロード!というのは出来なそうだったので、チケット無しで突撃。
入場列は2種類あって、パリ・ミュージアムパス保有者の列と何もチケットを持っていない人の列。僕はチケット無しの列に30分ほど並びました。列を抜けたあと簡単な荷物検査があって、その後で入場券は購入します。
ルーヴル美術館の入場列
下から見上げたルーヴル美術館の入口

ヨーロッパ在住の18歳~26歳ぐらいは入場が無料なので、それぞれの展示室の入口でビザを提示します。オーディオガイドは借りたかったので、5€(1€=¥120→¥600)でレンタル。3DSを使ったオーディオガイドで、マップも入ったりしていて便利でした!内容も充実しているので、のんびり回る方にはおすすめできます。
ルーヴル美術館のオーディオガイド
ルーヴル美術館のオーディオガイド

ルーヴル美術館の所蔵についてそこまでの知識なく訪問したんですが、ざっくりと、彫刻半分、絵画半分ぐらいなんですかね?
個人的には絵画にしか興味が無いので、絵画のコーナーをサーッと見て回りました。
所蔵の大部分は宗教画なんですが、宗教画にもいまひとつ興味を持てていないので、本当にさーっと笑
個人的に気に入った絵画を幾らか紹介。
『Paysage avec une rivière et une baie au loin/川と湾の遠景』J. M. W. Turner/ウィリアム・ターナー
『Paysage avec une rivière et une baie au loin/川と湾の遠景』J. M. W. Turner/ウィリアム・ターナー
『Galerie de vues de la Rome moderne』Giovanni Paolo Panini/パオロ・パンニーニ
『Galerie de vues de la Rome moderne』Giovanni Paolo Panini/パオロ・パンニーニ
『La raie/赤エイ』Jean Siméon Chardin/シャルダン
『La raie/赤エイ』Jean Siméon Chardin/シャルダン
あまりの人の多さに、美術館としての魅力はあまり無かったように個人的には感じました。美術に興味がなく、ただただ観光地だからという事で訪れている人が多かったように感じたので。。
モナリザに集る観光客

Musée du Louvre/ルーヴル美術館
住所:Rue de Rivoli, 75001 Paris, France
公式サイト:http://www.louvre.fr/
電話番号:+33 1 40 20 50 50

 

 

昼食 Le Boulanger des Invalides

ルーヴルで人混みに疲れたので、昼食。ここは、乃木坂46の西野七瀬さんのアナザースカイに出てきたお店。
メトロ13番のSaint-François-Xavier駅から徒歩30秒です。
パリのパン屋さん
パリによくあるカフェ兼パン屋さんで、スイーツもありつつ本格的なサンドイッチも用意されています。
店内
注文は、カフェオレとサンドイッチとクロワッサン。
クロワッサンとサンドイッチ
サンドイッチが6.1€(¥732)と思いの外高く、昼食に1000円以上に使ってしまいました。
パリのサンドイッチ
充実はしていたので、満足です。
テラス席

Le Boulanger des Invalides
住所:14 Avenue de Villars, 75007 Paris, France
公式サイト:http://www.boulangeriejocteur.com/
電話番号:+33 1 45 51 33 33

 

 

Arc de triomphe de l’Étoile/エトワール凱旋門

昼食を食べたあとどこに行こうか迷っていたんですが、凱旋門に上ってしまおう!と。
パリの凱旋門

メトロで凱旋門まで出て、チケット売り場へ。
一般の入場料は8€ほどだったかと思うんですが、「18~25歳までのEU圏「国籍者」」は無料との情報がネット上に。これは無理そうだな~と思い行ってみると、料金表には「EU圏国籍者」ではなく”EU citizen”との表記が。これは解釈が分かれそうだな…と思い、受付のおばちゃんに「僕ってドイツのcitizenですかね?」と学生ビザを見せつつ尋ねると、なんてことなく無料券を発行してくれました!
凱旋門の入場券
ということで、検索サイトの上位で出てくる「EU圏国籍者」っていう表現は間違いで、「EU圏在住者」の18~25歳が無料ってことみたいですね。

チケットを購入し、手荷物検査を受け、階段をひたすら上ります。
パリ・凱旋門の階段
そして屋上の展望台に!
凱旋門の屋上の展望台
パリの街を一望できます。エッフェル塔よりは高さがないですが、そこまでゴミゴミしてなかったですし、エッフェル塔が見えるのもとても良かったです。スカイツリーに上っちゃうとスカイツリーが見えずに退屈みたいな感じで。
凱旋門から見るエッフェル塔
放射状に伸びる大通りが美しかったです。
滞在時間は30分ほど。
凱旋門から見下ろすシャンゼリゼ通り

Arc de triomphe de l’Étoile/エトワール凱旋門
住所:Place Charles de Gaulle, 75008 Paris, France
公式サイト:http://www.paris-arc-de-triomphe.fr/
電話番号:+33 1 55 37 73 77

 

 

シャンゼリゼ通りを散策(テロ事件に遭遇)

前日もシャンゼリゼ通りは歩いたんですが、せっかくだしという事でこの日も散策。と言っても、異様なまでに暑かったので、ほとんどの時間はスーパーのイートインコーナーでコーラを飲みながらネットをしてました。笑
1時間ほどスーパーでボーっとしたあとシャンゼリゼに戻ってみると、一区画の道路が封鎖されていました。凱旋門の展望台から降りたタイミングでたくさんパトカーや救急車が走っていたので何かあったのかなーとは思っていたんですが、後から知ったことにはどうやらテロがあったとのこと。
テロで封鎖されたシャンゼリゼ通り
テロっていうと随分大ごとなイメージがありましたが、市民の皆さんの反応が思ったよりも薄く、びっくりしました。
テロで封鎖されたシャンゼリゼ通り
その後は、この日もオペラ座に向かって街を散策。
テレビで紹介されていた雑貨店へと向かいました。
パリの街並

 

雑貨店 Brentano’s

オペラ座の正面に伸びる通り沿いにある雑貨店。
パリの雑貨店、Brentano's
テレビで「ガイドブックでも紹介されている」と紹介されていたので、まあ、間違いないなということで。
ハッキリ場所は確認せずに歩いていたんですが、軒先にあったポストカードがいいなぁーと思い購入しに店内に入ったところ、この店見たことある!と。笑
店内の様子
店内は、パリらしいものだけでなく、色々な雑貨が販売されていました。
オペラ座などがあって観光の中心地ですので、訪れてみるといいパリ土産が見つかるかもしれません。
店内の様子

Brentano’s
住所:37 Avenue de l’Opéra, 75002 Paris, France
電話番号:+33 1 42 60 87 37

 

 

セーヌ川散策

その後は夕食にしようと思っていたラーメン店に向かったんですが、開店は19:00。到着したのが18:30だったので、夕方のセーヌ川を見てみようと20分ほど歩いてセーヌ川へ。
何をしたわけではないんですが、ぼーっとしてました。
セーヌ川のほとりの様子
草むらに寝転んでる人がいたり、川べりでお酒を飲んでる人がいたり、とてものんびりした空間でした。
結婚写真を撮影している中国人カップルもいたりして、クルーズ船から”Happy wedding!!”だのなんだの声を掛けられてました。なんだか微笑ましい。
セーヌ川のほとりで行われる結婚写真の撮影
あとは、ノートルダム寺院の近くではブラスバンドが練習をしてました。
川原で練習するブラスバンド
日本だったらクレームが入ったりするんだろうなーなんて思ったりして、パリの街の懐の深さを感じました。
パリの6日間で、一番のんびりしていて充実感を得られた時間かもしれません。
ノートルダム大聖堂とセーヌ川とブラスバンド

 

夕食 こだわりラーメン

前々からGoogleマップにピンを打ってあったラーメン店。
こだわりラーメンの店構え
詳しくは別記事でレポートとしますが、店名だけあってこだわりの強い、とてもいいラーメン店でした!
醤油ラーメンも、絶品でした。
パリでしか味わえないラーメン体験。本格鶏醤油の『こだわりラーメン』!
こだわりラーメンの店構え
こだわりラーメンの店内の内装
パリの、こだわり醤油ラーメン
麺揚げをする店員さん

 

帰宿・就寝

宿へはメトロで。
パリのメトロの駅
宿に戻ってからは、特に何もすることも無かったので23:00頃就寝しました。5日目が終了です。

 

おわりに

ルーブル美術館がメインだった、長い一日が終了。
ルーヴル美術館は有名なので行きましたが、あまりに人が多いですし、芸術作品にそれほど興味が無さそうな人も沢山いて、あまり雰囲気は良くなかったです。
なので結果的に、この日のハイライトはセーヌ川のほとりでぼーっとした1時間ほど。
セーヌ川越しのノートルダム大聖堂
先に書いたようにパリの街の懐の深さを感じましたし、いろいろな人がいてパリはいい街だなぁと。
日本にいると、西洋系の方が日本語を喋っていると「すごいですね!」ってなりがちですが、パリではどんな人種の人がどんな言語を喋っていても違和感がありません。
日本の閉鎖性があまりにも強いというのもありますが、これは一つ、パリが人を惹きつける理由なんだろうなと感じました。
では、最後までご覧いただきありがとうございました!

ヴェルサイユ宮殿を半日日帰り、その後はシャンゼリゼ通りで買い物を(旅行記Day4/6)

パリ滞在4日目。この日は朝からヴェルサイユ宮殿を日帰りし、市街地で少しお土産を購入。
同行していた先生が日本に帰られたので、その後は一人でシャンゼリゼ通りを散策しました。
では。
2017/6/18 パリ(フランス)

ヴェルサイユ宮殿

まずはヴェルサイユ宮殿を日帰りで訪問!
パリ市街からはRER(地域高速鉄道)のC線で片道40分ほど。
いまひとつ切符の買い方が分からず、間違えて市街切符(1.9€)を4枚買ってしまいました。
「これ間違えて買っちゃって~」と窓口に行くと、普通に窓口でヴェルサイユ行きの切符を買えました。
片道3.55€で、特に何も言いませんでしたが往復で購入しました。切符は2枚同じものを渡されますが、どちらも行きでも帰りでも利用できます。

C線は路線が複雑で色々な行き先があるんですが、ヴェルサイユ宮殿の最寄り駅は “Gare de Versailles Château Rive Gauche”駅。この駅は終点なので、パリ市街からであれば、この行き先が表示されている列車に乗ればOKです。
ベルサイユ宮殿を目指す観光客も多いので、雰囲気に任せて乗っていれば、基本は大丈夫かと思います。
パリ市街の鉄道地図

そんな訳で、10:00過ぎにヴェルサイユ・シャトー駅に到着!
ヴェルサイユ駅の外観
ここからも、周りの観光客の流れに身を任せヴェルサイユ宮殿へ徒歩5分。
遠くから見てもなかなか立派。
遠くから見たヴェルサイユ宮殿
簡単な手荷物検査を抜けると、宮殿入場のための長蛇の列が。。
僕らは11:00から宮殿庭園で行われる噴水ショーのチケットをネットで購入してあったので、この列には並ばず、左手奥の庭園入口へ。。
庭園入口を示す看板

 

ヴェルサイユ宮殿庭園噴水ショー

ネットを見ると、夏の風物詩と紹介されていたこのヴェルサイユ宮殿の庭園で行われる噴水ショー。
そこまで強い興味は無かったんですが、ショー開催時間中は一般入場が出来ないということと、ちょうどその時間に訪問が被りそうだったので、せっかくだしという事で。

チケットは前日にネットで購入しましたが、庭園の入場にはほとんど列もありませんでしたし、チケットの購入もすぐに出来そうな様子でした。
ヴェルサイユ庭園の入口
10:30頃入場。ショーは開始していませんが、クラシック音楽が流れてました。雰囲気ばっちり。
とにかく、広いです。宮殿のすぐ前は踊り場になっているので全景は見えませんが、少し先に出ると、庭園の果までばっちり。
遠くにいる人が、米粒のよう。
メインの噴水
この噴水が一つメインの噴水のようだったので、11:00のショー開始まで少し待機。そして11:00にショーがスタート!
噴水ショー中の噴水
いまひとつこの広い庭園でどんなショーが執り行われるのかピンときてなかったんですが、庭園各所にある大きな噴水を中心として、1時間のあいだそれぞれの場所で噴水と音楽が同期されたショー(パフォーマンス?)が行われるというもの。
園内のマップはこんな感じ。赤のアスタリスク(*)のついている場所が特に本格的な噴水で、マップ城の赤の点線に沿って行くと1時間弱ですべての見どころを見て回れるといった誘導になっていました。
ヴェルサイユ庭園のマップ

必ず見ないと勿体無い…という事はありませんが、時間がある程度あって、訪問時間とショーの時間が被るようでしたら見てみると良いかと思います。
人もそれほどゴミゴミしておらずのびのびした雰囲気でしたし、噴水は涼しげで、とても充足感がありました。
噴水
お昼は庭園内にあった売店でサンドイッチを。
サンドイッチ

 

ヴェルサイユ宮殿 宮殿

庭園での噴水ショーが11:00~12:00の開催だったので、庭園を出たのは12:10頃。
昼食も済ませていたので、宮殿の入場列に整列。朝来たときよりは列が短くなっていましたが、それでも長い列が2往復ほど。入場までには1時間ほど掛かりました。
入場列

あまり時間がなかったこともあり、無料で借りられるオーディオガイドは借りずにスタスタと。
とても豪華ではありましたが、個人的にはミュンヘンにあるレジデンツの方が立派だなと感じました。規模自体も、レジデンツのほうが大きかった印象です。
ヴェルサイユ宮殿内の教会
ヴェルサイユ宮殿の部屋
鏡の間

↓詳しくは訪問記を書きましたのでよろしければご覧ください。
宮殿よりも庭園が魅力的!!パリ郊外、ヴェルサイユ宮殿訪問記。

 

パリ市街のLE MARAIS/マレ地区で買い物

ヴェルサイユ宮殿からまた1時間ほど掛けてパリ市街に戻り、ノートルダム大聖堂近くのマレ地区に。
現地の大学の先生から「いまパリで一番ホットな場所の一つです」と紹介されたので、お土産を買いに行きました。
マレ地区の歴史的建造物

一番この地区で目を引くのはデパート。
少し地区内を歩き回ったんですが、これと言った雑貨屋さんなどは発見できず、結局デパート内の雑貨店(LOFTのような雰囲気)でお土産は購入しました。
あとは、アイスクリームを発見したので食べ歩き。
パリのアイスクリーム
そこまで時間は無かったので1時間ほどで宿へと戻り、先生を見送り。ここからは帰国まで一人行動になります。

 

des Champs-Élysées/シャンゼリゼ通り

先生を見送り、最寄りのBibliothèque François Mitterrand駅から乗り換えを一度挟んで凱旋門に。
パリの凱旋門
シャンゼリゼ通りは凱旋門から東へと伸びているので、目的のお店やそれ以外のお店にもふらっと立ち寄ったりしつつ、散策しました。

 

Ladurée Paris Champs Elysées/ラデュレ(マカロン)

シャンゼリゼ通りを下って、まずはマカロンで有名なラデュレのシャンゼリゼ店に。
シャンゼリゼ通りのラデュレの
男子ですのでそんなにマカロンを食べる質でも無いんですが、番組で紹介されていたので訪問。

買って外で食べるつもりだったので、左手の持ち帰りの入口から入店。
お店のカウンター。
ラデュレの店内
ラデュレのマカロン
並んで待つこと5分ほど。
大きいマカロン、ピンクのやつを下さいと店員さん(若い女性)に伝えると、「ほ~そう来ますか」みたいななんとも言えない表情でニヤッとされました。未だにあのニヤつきにどういう意味が含まれていたのかは不明です。笑
マカロン(大)、5.2€(¥624)。
軒先のベンチに座って、パクリ。
ラデュレのストロベリーマカロン
甘い!!そもそも何味なのかよく分からず注文しました。恐らくストロベリー。
にしても、甘い。笑 これはコーヒー片手に食べるものだなと少し後悔しましたが、この店には訪れてみたかったので行くことが出来て良かったです。

Ladurée Paris Champs Elysées
住所:France, 75 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris, France
公式サイト:https://www.laduree.fr/
電話番号:+33 1 40 75 08 75

 

 

Kusmi Tea Champs-Elysées(クスミティー)

日本語のネットショップもある、パリ発の世界的に人気なティーショップ。こちらもテレビで紹介されていたので訪問しました。ラデュレのすぐ隣です。
シャンゼリゼ通りのクスミティー

ドイツでお世話になってる人たちにお土産をーと思い、小さな25g缶を3つほど。一つ5€で購入しましたが、ネットショップを見たらひと缶1500円近くで売られていました。

自分用には、テレビに出ていたと思しきデトックスのお茶を。
パリ土産には持ってこいなので、シャンゼリゼ通りを訪れた際には立ち寄ってみるといいかと思います。

Kusmi Tea Champs-Elysées
住所:71 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris, France
公式サイト:http://champselysees-paris.boutique.kusmitea.com/fr/
電話番号:+33 1 45 63 08 08

 

 

Boutique PSG/パリ・サンジェルマン オフィシャルショップ

シャンゼリゼ通りを訪れた一番の目的はこちら。
PSGオフィシャルショップの外観
パリに本拠地を置くフランス・リーグ1のチームPSGのオフィシャルショップ!本当はスタジアムに行ったほうが大きなショップがあったんでしょうが、そこまでのファンではないのでこちらに。

凱旋門からはそこそこ距離があるので、のんびり散策しながら行くか、最寄り駅の駅を利用をすると良いかと思います。
店舗は2階建て、基本は洋服類が多かった方と思います。
1階。
店内、1階
2階。
店内2階
昨シーズンのものだったからか、ポロシャツが40%OFFで売られてました!気に入ったので購入!30€(¥3600)でした。
PSGのオフィシャルポロシャツ

Boutique PSG
住所:27 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris, France
公式サイト:http://www.psg.fr/
電話番号:+33 1 56 69 22 22

 

 

シャンゼリゼ通りからオペラ座にかけて散策

オペラ座を外観だけでも見ておこうと思ったんですが、地下鉄代がもったいないので徒歩で。
夕方のシャンゼリゼ通りから観る凱旋門
シャンゼリゼ通りをまっすぐ下っていくと、突き当りはルイ16世が処刑されたコンコルド広場。
夕方のコンコルド広場
コンコルド広場から、特になんてこと無い道を10分強歩くとオペラ座に!
内部の見学も可能だったようなんですが、この日は夕方遅かったので内部には入らず帰路につきました。
オペラ座の外観

 

夕食(Subway)・帰宿・就寝

この日は夕食代を抑えようということで、宿から徒歩1分のSubwayでサンドイッチを。
宿に戻ったあとは、24:00頃就寝しました。
朝から長かった、4日目が終了です。

 

おわりに

ベルサイユ宮殿に始まり、凱旋門、オペラ座と巡ったパリ滞在4日目でした。結構忙しなかったのでのんびりとすることは無かったですが、パリらしい一日を過ごせたので良かったかなとは思います(夕飯はSubwayでしたが)。
翌日は一人で行動。ノートルダム大聖堂に始まり、ルーヴル美術館、凱旋門、シャンゼリゼ通り。夕方はセーヌ川沿いでのんびりしたりと、余裕のある一日になりました。
では、最後までご覧いただきありがとうございました。

ライプツィヒ市街地観光と野外スタジアムでColdplay!!(旅行記)

今回は東ドイツの都市、ライプツィヒにColdplayのライブを観に行ってきました!
本当は地元から交通費タダで行けるハノーファー公演もあったんですが、チケットを確認した時には既に売り切れ。
と言うわけで、大学の友人もいるので今回はライプツィヒにー。

2017/6/14 ライプツィヒ(ドイツ)

《移動》Göttingen/ゲッティンゲン→Leipzig/ライプツィヒ (Flix bus)

まずは地元のゲッティンゲンから移動。
ゲッティンゲンからよりもハノーファー発のバスの方が安く時間も都合よかったので、ハノーファー発ライプツィヒ着のFlixbusを14€(1€=¥120→¥1680[以下同一レート])で予約。
当日は朝8:00過ぎの列車に乗りハノーファーへ。ハノーファー駅の階段
ハノーファーには9:30頃到着し、バスは定刻5分遅れの10:45にハノーファー中央バスターミナルに到着。
ライプツィヒには、定刻40分遅れの15:30に到着しました。トータル4時間45分。
今回の便は国際便(チェコ・プラハ行き)だったせいか、乗員さんも少し英語をしゃべってました。

 

ライプツィヒ市街散策

ライプツィヒ到着後はライプツィヒ大学に交換留学に来ている友人と合流し、観光地を軽く案内してもらいました。
写真とともに紹介。

ライプツィヒ中心街にあるMarkt Platz/マルクト・プラッツ。
雰囲気が、ミュンヘンのマリエン広場のようでした。
ライプツィヒのマルクトプラッツ

バッハの亡骸が眠っている聖トーマス教会。
ライプツィヒ、トーマス教会
教会の前にはバッハの銅像が。
バッハの銅像
教会の中にはバッハが埋葬されています。
教会に眠るバッハ

ライプツィヒ大学のキャンパス。
現代的でかっこいいです。
ライプツィヒ大学のメインの建物
メインキャンパスの内部

中心街の街並み。
ライプツィヒの中心街の街並み

そして、中心街からトラムで5駅ほどのところにあるVölkerschlachtdenkmal/。
ナポレオンが建てた戦没慰霊碑のようなものらしく、ライプツィヒ観光はこれとトーマス教会に行けば十分だと友人は言っていました。
ライプツィヒにある、ナポレオンの建てた記念碑

そんなわけで、市街散策は2時間ほどで終了。

 

夕食 日本料理店 Umaii/うまい

語学パートナーの彼女が昔ライプツィヒに住んでいたらしく、日本料理の「ウマイ」ってお店が美味しいの!と言う話は聞いていたものの、形容詞そのままのネーミングってなんかダサいな、、と思っていたお店。
百聞は一食に如かず。行ってきました!

お店は中心街のど真ん中。
ライプツィヒ、うまいの外観
詳しくは別記事に載せますが、注文はチャーシューラーメン。
いわゆる日本のラーメンとは少し雰囲気の違う、「ドイツ人が開発したんだろうな」と思わせるラーメンでした!ドイツの、チャーシューラーメン
ラーメンの、麺

煮玉子やチャーシューが少し塩辛かったですが、美味しかったです!
ラーメン自体は8.9€(¥1068)。のども渇いていたので、カルピスのマンゴージュース割も注文しました。(4€(¥480))。
カルピス、マンゴージュース割り
値段は張りますがそこそこ美味しいので、日本の味が恋しくなったら行ってみるのもありかと思います。
何より日本人店員さんが居なそうな雰囲気だったので、「ドイツ風な日本料理」を食べるにはとてもいいお店だと思います!

↓詳しくはこちらのラーメンレポートをどうぞ!
ライプツィヒの日本料理店、Umaii/うまいでラーメンを実食!!

 

Coldplay-A Head Full of Dreams WORLD TOUR2017@Redbull Arena Leipzig

今回のライプツィヒ訪問のメインイベント!
会場は、ドイツブンデスリーガ1部に所属するRB Leipzigの本拠地Redbull Arena。
Red bullアリーナの外観
チケットは前もって、スタンド席の座席をを購入してありました。
coldplayの公演のチケット

詳しくはレポートにまとめますが、とてもいいライブでした!屋外で、とにかく気持ちが良かった!会場外の様子
会場内の様子
coldplayの野外ライブ中の様子、昼
coldplayの野外ライブ中の様子、夜
coldplayの野外ライブ中の様子、夜

↓詳しくは別記事のレポートをよろしければご覧ください。
世界最高峰のロックバンドColdplayをドイツ・ライプツィヒで。

 

帰宅・就寝

ライブの終演は22:45。
ぞろぞろと移動して臨時列車のトラムに乗り込みライプツィヒ中央駅へ。1本乗り換え、友人の住む寮へと無事に帰着しました。
中央駅あたりは治安が悪いという話でしたが、ライブ帰りの人がたくさん居たのでそれほど治安の悪さは感じませんでした。
シャワーを浴びたりして、24:30頃就寝。

 

おわりに

移動して、軽く観光して、ラーメン食べて、ライブを観て、のとても充実した一日でした!
友人のお世話になれたのは、観光も楽だったし楽しかったし宿も提供してもらったりと、本当に助かりました。
メインはライブだったので問題は全くないですが、ライプツィヒは観光都市ではないですね〜。(ゲッティンゲンが言えたものではないですが)
ともかくも楽しい一日でした!

では、最後までご覧いただきありがとうございました。
翌日からは、パリに行きました。
↓括りは別にしますが、よろしければどうぞ!
5泊6日パリ観光、まずは移動とシンポジウムに参加(旅行記Day1,2,3/6)