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フランクフルトから日帰りケルン観光。 夕食は、デュッセルドルフで日本食を。(旅行記)

母と祖母がドイツに遊びに来ていたので、宿泊先のフランクフルトからケルンへと日帰り観光に行って来ました。
個人的にはケルンは2度目の訪問。夕食は何でも好きなものをと言われたので、ドイツで本格的な日本食というのも面白いだろうということでデュッセルドルフに移動しラーメンを食べました。
では、ご覧ください。
2017/8/3 ケルン・デュッセルドルフ(ドイツ)

《移動》フランクフルト中央駅→ケルン中央駅

3人ともジャーマンレールパスを持っていたので、ICEで移動。
フランクフルト駅のICE
9:29発のアムステルダム行きの列車に乗り、予約なしでどうにかボックス席を確保。
チケットの最終日だったので、乗員の方に「Oh~Last day~」と惜しんでいただきながら、1時間ほどでケルン中央駅に到着。

 

Kölner Dom/ケルン大聖堂

相変わらず、この大聖堂はもの凄い迫力があります。駅前に出るといきなりドンっと。
ケルン中央駅から見上げたケルン大聖堂
今回は10mmの広角レンズを持って行ったので、横でも見事に収まりました!すごい!
正面から広角で撮影したケルン大聖堂
標準的なレンズだと、縦に構えて入るか入らないかのいっぱいいっぱいです。
標準レンズで撮影したケルン大聖堂

もちろん内部もとても広いです。
ケルン大聖堂の内装
ステンドグラスも綺麗でした。
ケルン大聖堂のステンドグラス
観光名所のほとんど無いケルンですが、これを見るためだけに訪れる価値は十分にあると思います!

 

 

昼食 Sion(創業1706年のビアホール)

前日にツイッターで教えて頂いた(?)ビール醸造場(ビアホール)。詳しくは知らなかったんですが、よく行くと仰っていた方がいたので、そりゃきっと有名なんだろう!と。笑
ケルンはKölsch/ケルシュというビールで有名なんですが、その醸造場。このお店オリジナルのケルシュがレストランでは提供されています。
Sionの外観
11:30の開店と同時に訪問。注文したのは、ケルシュと、5€(1€=¥130→¥650[以下同一レート])前後のプレート3枚。
ケルシュは1杯が200mlと少ないんですが、値段は1.8€(¥234)。混雑時には店員さんが常にグラスを持って移動しているので、さっとお代わりできます。
Sionのケルシュ
食事は、どれもKölner(ケルン風の)という記述があったので、きっとドイツらしい食べ物が出てくるだろうと当たりをつけて。笑
ケルンのドイツ料理
それらしいものが出てきました!よかった!笑 ケルシュの当てに…というような括りのメニューたちだったので、ビールにもぴったりで美味しかったです!
母と祖母はケルシュのグラスをそれぞれ2€(¥260)で1つずつ購入していました。

 

 

ケルン市街散策

その後はケルンの市街地をぐるっと回って駅へ。前も感じたんですが、ケルンは路上パフォーマーのレベルが高いです!そこまでじっくりと見たりはしませんでしたが、街中を歩くだけでもとても楽しめると思います。
ケルンの路上パフォーマー

 

《移動》ケルン中央駅→デュッセルドルフ中央駅

その後は、夕食を食べるべくデュッセルドルフへと移動。ジャーマンレールパスを利用して、これまたICEで30分ほど。検札が来る間も無く、あっという間の旅路でした。

 

デュッセルドルフ旧市街地散策

15:00過ぎに中央駅に到着し、さすがに夕食には早すぎるだろうということでライン川周辺の旧市街地へ。徒歩で行くには少し遠いので、地下鉄で3駅のHeinrich-Heine-Allee駅へ。
デュッセルドルフには本当にこれと言った観光スポットがないので、川沿いでのんびり1時間ほど過ごしました。
デュッセルドルフの、ライン川沿い
川沿いを1駅分ほど歩き、地下鉄で中央駅方面へ。

 

夕食 日本料理店・NANIWA

Oststraße駅で下車し、そこから徒歩5分ほどのところにある「NANIWA」。前にデュッセルドルフに来た際に食べたラーメンが美味しかったので、もう一度食べたさに再訪。
注文したのは、前回同じくにんにく味噌ラーメン。
相変わらず美味しかったです!にんにくの効いたパンチのあるスープと、太めでコシのある麺がベストマッチです!

NANIWAのにんにく味噌ラーメン

 

 

《移動》デュッセルドルフ中央駅→フランクフルト中央駅

夕食を食べた後は、17:22発のICEでフランクフルトへ。
フランクフルト空港利用者が多かったようで、座席は満席。祖母をどうにか空席に座らせ、母と僕は1時間半の通路旅でした。
18:45頃フランクフルト中央駅に到着。駅構内のキオスクで「ドイツらしいタバコってどれ?」と店員のお兄さんに尋ね、お土産用のドイツタバコを購入。宿に戻って床につきました。

 

おわりに

弾丸だったケルン・デュッセルドルフ日帰り観光。それほど見るべきものも多くないので、欲張りさえしなければ日帰りで十分かと思います。
昼食にはドイツらしい料理をビールと共に食べ、夕食は日本料理。ドイツでのんびり出来る最後の日だったんですが、とても充実していました!
では、最後までご覧いただきありがとうございました。
翌日からは、マルタ島でダイビングです。

【読書録】『浮雲』(1887~1889) 二葉亭四迷

『浮雲』は二葉亭四迷によって書かれた長編小説。明治時代の作品で、言文一致体小説の祖と言われています。
あまりにもそのことばかりが有名で内容について全く知らないので、読んでみるかーと思い読みました。
読んでいたのは、6月から7月にかけ3週間ほど。試験期間だったのもあり、結構時間がかかりました。では、簡単にまとめます。
続きを読む 【読書録】『浮雲』(1887~1889) 二葉亭四迷

ポーランド4泊6日旅総括!旅費公開やポーランド料理の紹介などなど…

こんにちは!
ドイツ留学から帰国し1ヶ月近くが経ちましたが、いまだにバイトが始められず悶々としています。

タイトルの通りで、このたび、6月の初めに3泊4日(全行程は4泊6日)でポーランドへと観光旅行に行ってきました!
なのでこの記事では旅の総括と言いますか、小出しにしていた記事をまとめたり、一体全体お金はいくら掛かったのか、等々書こうかと思います。
いきなりの結論になりますが、ポーランド、良かったです!
物価が安いし食べ物のバラエティも豊富なので、4日間しかいなかった身ではありますが、とても居心地が良かったです。

では、ご覧ください。
2017/6/1~6/6 ワルシャワ・クラクフ(ポーランド)/ベルリン(ドイツ)

この旅行の全行程をざっとご紹介

まずはじめにこの旅行の行程をご紹介。
初めにお伝えしたように、ポーランド滞在は3泊4日。
トータルでの行程は4泊6日でした。

というのも、出発は木曜日だったんですが、出発時間は夕方の19:00頃。
バス泊で、飛行機に乗るためベルリンのテーゲル空港へと向かったのです。
なのでこの日は0泊1日とカウント。

そして旅行の最後にはベルリンで一泊。
ラーメンを食べてクラシックコンサートを鑑賞してと、ベルリンをたっぷり満喫したわけです。(?)

ということなのでポーランド3泊4日(4泊6日)の旅でした。
ポーランド国内では、ワルシャワ1泊→クラクフ1泊→ワルシャワ1泊と2大都市を往復。
いま思えば帰りはクラクフから飛行機に乗ればよかったんですが、旅程を練る時間が少なく、こんな窮屈な感じになってしまったのでした。。

 

ポーランドの良いところ悪いところ

ポーランドを短い時間ながら巡ってみて感じたポーランドの良いところと悪いところを。

良いところ① 物価が安い!

良いところはまず、物価が安いこと!!
感覚的にはドイツの1/2~1/3と言ったところ。
評価がそこそこあるホステルの宿泊費って2000円~3000円ぐらいがドイツだと相場なんですが、今回ポーランドで泊まった2件のホステルはどちらも1泊1000円に収まりました。

それに、食費もとても安く済みました。
大抵は観光地で現地の料理を食べるとビールを1杯付けて2000円ぐらいになるんですが、ポーランドで食べた食事はどれも1500円行かないくらいで済みました。
学生としては、値段に気兼ねなくメニューを選べるのはとても有り難かったです。

良いところ② 観光がしやすい

そして2つ目は、観光がしやすいこと。
ポーランドの2大都市はワルシャワとクラクフなんですが、観光地はほとんどこの2都市周辺に位置しています。
なので、この2都市を巡ると随分ポーランド内を巡った気分になれること。
それにどちらの都市も旧市街の街並みが美しいので、市街にいるだけでも十分に満足できます。

良いところ③ 日本に似た市場文化

3つ目は市場文化!
ポーランドの良いところとしてまとめるような事では無いんですが、ワルシャワでもクラクフでも露店市をたくさん見かけました。
売っているものは野菜が中心ですが、小さな商店街のようなところにはお肉屋さんもあったり。
なんだか日本の商店街と同じような匂いがして、懐かしさを感じました。
ポーランドの商店街

悪いところ① 観光客向けの割引が少なめ

一方で悪いところ。
一つ目は、あまり学生料金や割引が用意されてないこと。
そもそも物価が安いんでそこまではダメージを受けないんですが、大抵どこの国の観光地でも観光スポットには学生割引が付きもの。
ですが、ポーランドではあまり学生割引に出会えなかった印象です。
それに、鉄道料金もポーランド国民に向けては10種類以上の割引パターンが用意されているのに、国外在住者に対してはほとんど無し。
4時間移動の特急が2000円とかだったんで、その物価の安さで十分といえば十分ではありましたが。笑

悪いところ② 思いがけず交通規制

二つ目はアンラッキーな話なんですが、ワルシャワで大規模な道路封鎖、公共交通混乱に巻き込まれたこと。
ワルシャワの喧騒
ワルシャワ最終日に中心街にご飯を食べに出ていたんですが、その日はサッカーポーランドリーグの最終節があったようで、ワルシャワのチームの優勝が決定。
そのおかげで大量のサポーターたちが幹線道路を我が物顔で横断。1時間以上も道路は封鎖されました。
現地住民も呆れてましたし、一時的に車を通す等の対応は出来なかったのだろうかと未だに疑問が残ります。。

 

とても美味しかったポーランド料理!!

特に伝統料理について下調べすること無く訪れたポーランド。
思いがけず色々な料理に出会うことができ、どれも美味しかったです!!
食べたものを一つづつご紹介。

まずはワルシャワにて、ニョッキのきのこクリームソース。
きのこソースのポーランド料理
ニョッキときのこのクリームソース

クラクフで食べた、煮込み団子(ダンプリング)。
学生向けの安い店で食べたので見栄えはあまり良くないですが、美味しかったです。
ポーランドの伝統料理、ダンプリング
ダンプリングの中身

こちらはクラクフでの夕飯、ロールキャベツ!
中のお肉の食感が独特で、美味しかったです。
ポーランドの伝統料理、ロールキャベツ
ロールキャベツの中身

ヴィエリチカ岩塩坑で食べた牛肉の煮込み。
伝統料理!!と宣伝されていたので食べましたが、味付けが濃かったです。。笑
ポーランド料理

そして最後はワルシャワにて。ポーランド伝統のソーセージ。
ソーセージに伝統もクソも無いだろ、と思い注文したんですが、いままでに食べたことのない食感、風味でした。
皮はパリッと、中は厚みがあって歯ごたえ強め。
ポーランド料理のソーセージ

まだまだメニューにあったものの食べられなかったものはたくさんあるので、ポーランド料理、恐るべしです。

 

ポーランドの街並みを写真とともに紹介します!

ポーランドの旧市街の街並み。
特に文言での紹介は加えませんが、どちらもあまり派手さはなく、とても味のある街並みだなと感じました。
ワルシャワ旧市街
クラクフの旧市街
ワルシャワ旧市街地の入口の広場

モノクロの街並み
旧市街地の中央広場
城壁の外から見たワルシャワの旧市街

クラクフ旧市街
クラクフ旧市街の街並み

クラクフ市街のお祭りの様子
クラクフのヴァヴェル城
クラクフの中央広場

 

ドイツの首都ベルリンでの遊楽

この旅のメインはもちろんポーランドでしたが、帰りに立ち寄ったベルリンもずいぶん満喫しました。
ベルリンでのアクティビティは、ラーメンとクラシックコンサート。
どちらも記事にしてあるので、よろしければご覧ください。
ベルリンで食べたラーメン、とても美味しかったです!
ココロラーメンの味噌ラーメン

 

今回の総旅費をざっとご案内。。

旅に付きものなのは、そう、旅行費。
一体この3泊4日(4泊6日)でどれほどズロチ(ポーランドの貨幣)を溶かしたのかご紹介。
いつも家計簿は付けてるんですが、ドイツと通貨が違ったので大まかにしか紹介は出来ません。
レート計算は、1€=120円=40ズロチで、1ズロチ3円計算とします。

宿泊費
宿の利用は全部で4泊。
1日目ワルシャワ36ズロチ、2日目クラクフ30ズロチ、3日目ワルシャワ28ズロチ、4日目ベルリン22€という事で、
合計は94ズロチ+22€=5460円という結果でした。
なんとポーランドでの3泊は合計2820円!
いずれも標準的なホステルでしたので、ポーランドの物価の安さが伺えます。

交通費
今回利用した乗り物は、こんな感じ。
バス ゲッティンゲン(ドイツ)←→ベルリン(ドイツ)
飛行機 ベルリン(ドイツ)←→ワルシャワ(ポーランド)
鉄道 ワルシャワ←→クラクフ、クラクフ←→ヴィエリチカ
乗り放題券 ワルシャワ(2日分)

という訳でそれぞれ料金はというと、
バス(Flix Bus) 往路21.8€(2616円)復路15€(1800円)
飛行機(エア・ベルリン) 往復22410円(エクスペディアで日本円決済)
鉄道 ワルシャワ←→クラクフ 往復約4000円 クラクフ←→ヴィエリチカ 片道3.5ズロチ(往復210円)
乗り放題券 1日15ズロチ(2日分30ズロチ→900円)
乗り物代はトータルで、25320円。

食事
詳しい記録が残っていないのですが、ポーランドでの昼食や夕食の平均額は恐らく30ズロチほど。
上記のように5食食べたので、150ズロチ(4500円)。
ベルリンでは夕食にラーメンを12€ほどで、1440円。
朝食代を一日300円として、最終日のベルリンの宿は朝食付きだったので×4。1200円。
という事で、食事代はトータル7140円。

 

おわりに

ということで、ポーランド旅行記でした。最後までご覧いただきありがとうございます。
前々からポーランド(特にアウシュビッツ)には行きたいと思っていたんですが、日程を決めたのはかなり急でした。
急に日程を決めると宿やら交通費やら高くなりがちなんですが、さすがは東欧ポーランド!思ったよりも安く済んで助かりました。それに、物価が安い分現地の食事を色々な種類食べられたのも嬉しかったです。
日本からはなかなか「ポーランド観光に行こう!」とはならないかもしれませんが、とても良い所です。アウシュビッツに行く機会があるようでしたら、是非ワルシャワとクラクフにも立ち寄ってみて下さい。下にこの旅行に関する記事も全てまとめましたので、参考にしてみて下さい。

 

この旅の関連記事一覧

・「再生された街」ポーランドの首都ワルシャワを観光(旅行記1/5Days)
・アウシュビッツ強制収容所を訪問しました。(旅行記Day2/5)
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・ベルリンから高速バスでゲッティンゲンへと帰ります(旅行記Day5/5)

・アウシュビッツ強制収容所を外道とも言える方法で訪れたら案外すんなり見学できた話
・ベルリンでラーメンを食べるなら断然ココ!ココロラーメン!
・ベルリン歌劇場管弦楽団の公演をBerlin Philharmonieの会場で観てきました。

・【搭乗記】エア・ベルリンAB8212便 ベルリン・テーゲル空港→ワルシャワ・ショパン空港 DHC-8 402
・【搭乗記】エア・ベルリンAB8213便 ワルシャワ・ショパン空港→ベルリン・テーゲル空港 DHC-8 402

海外サッカー観戦記! AudiCup2017 Day1の2試合をミュンヘン・アリアンツアレーナで。

前回のTelekom Cupに続き、バイエルンミュンヘンのプレシーズンマッチを観戦してきました。今回は半年ぶりのAllianz Arena/アリアンツアレーナ!

 

今回のサッカー観戦までの経緯

留学に来て半年ほどで欧州サッカーに目覚め、初めてのサッカー生観戦は2017年2月のブンデスリーガ、バイエルンvsシャルケ04。そんなこんなでバイエルンサポーターになったものの、ブンデスリーガのチケットを取るのは至難の技!(というか無理)
留学が終わるまでにどうにかバイエルンの試合を見て帰ろうとは思っていたんですが、CLの中継を見ていたら広告に出て来たこのAudi Cup。リバプールは知人にサポーターが多く、アトレティコはグリーズマンが好きで生で観てみたいなと思っていたので、こんないい機会はない!!と即チケットを購入。
かくして、帰国前に再びのバイエルン・ミュンヘン生観戦が決まったわけです。

 

AudiCupについて

AudiCupは、以前観に行ったTelekom Cupと同じようなもの。バイエルンの公式スポンサーであるAudiの名前を冠した、バイエルン主催のプレシーズンマッチ(カップ戦)です。
TelekomCupと違うのは、大会がミュンヘン・アリアンツアレーナで行われることと、ブンデスリーガ以外のリーグからトップチームが招待されるということ。
今年の参加チームは、
ブンデスリーガ→バイエルン・ミュンヘン
プレミアリーグ→リバプールFC
スペインリーガ→アトレティコ・マドリード
セリエA→ナポリ
の4チームでした。

 

スタジアムの様子

半年ぶり2度目のアリアンツアレーナ。前回はブンデスリーガの試合だったのでほとんどがバイエルンサポーターでしたが、この日はカップ戦で、バイエルン:リバプール:アトレティコ:ナポリ=6:3:0.7:0.3ぐらいのファン比率でした。
アリアンツ・アレーナの入口
Audicup 2017
取った座席がバイエルンのゴール裏とは逆側だったこともあり、周りは半分以上リバプールサポーター。まとまった応援が無かったこともあり、なんだかアウェー戦を観ているような気分でした。
あと、ブンデスリーガの試合はチケットがほとんど取れないこともあり観客のほとんどがドイツ人なんですが、この日の試合はフランス語だイタリア語だ英語だ、色んな言語が周りから聞こえてきました。
今度試合を観るときには、ぜひもっと、ホームらしい雰囲気で観戦をしたいものです。

 

準決勝第一試合 アトレティコvsナポリ

リーガとセリエAがぶつかったこの第一試合。アトレティコはグリーズマンが好きなので前々から観てみたく、とても楽しみにしていました。一方のナポリも、全く知識はなかったんですが、調べてみると戦術が面白いらしいと。
そんなこんなで、アトレティコの方が好きだけど個人的にはナポリの試合が楽しみ、というとてもワクワクした感じで試合を迎えました。
Audicupの試合前のセレモニー
アップ中の選手たち。
アップ中のアトレティコ・マドリードの選手たち

試合開始。
試合開始
序盤はナポリの支配率が高い展開。ナポリがハイポゼッションで試合を支配し、ボールを奪われても高い位置で奪い返してショートカウンター。
アトレティコ側が地に足が着いていなかったこともあり序盤ではかなりナポリのチャンスも多かったですが、前半30分頃からはアトレティコペースに。また後半の終わりからはナポリがペースを掴みましたが、1点差を返すことは出来ず2-1でアトレティコの勝利。
面白かったのはスタジアムの雰囲気。アトレティコとナポリのファンは殆どいなかったのでなんとも言えない空気感で試合は進んでいたんですが、後半30分頃からは会場もヒートアップ。
アトレティコの選手がイエローに対して抗議してる最中、リプレイ映像を見た観客から大ブーイングが浴びせられたり、ゴディンへのレッドにも会場全体からのブーイングが飛んでました。
レッドカードで退場するゴディン
バイエルンとリバプールのファンは取り立ててどちらの応援をしていたわけでも無いかとは思いますが、アトレティコは自分で自分の首を絞めていたなという印象です。(会場の他チームサポーターを相手側につけてしまった)

プレーはと言えば、グリーズマンが輝いてました。
2017ホームキットのグリーズマン
攻撃はもちろんですが献身的に守備にも参加(どこから出てきたんだ?と言うところから脚が出てくる)、これぞトッププレイヤーだなと生で観て改めて感じました。バイエルンに欲しかった。笑

失点後、しょぼしょぼとセンターサークルに戻るグリーズマン。
グリーズマン
フェルナンド・トーレスの得点シーンで、クロスを入れるグリーズマン。
クロスを入れるグリーズマン①
クロスを入れるグリーズマン②
クロスを入れるグリーズマン③
クロスを入れるグリーズマン④

あとはトーレスを間近に見られたので良かったです!
フェルナンド・トーレス

総じてとても満足な第一試合でした!
アトレティコ・マドリードの得点後の円陣
コーナーキック時のアトレティコ・マドリードのディフェンス陣
フリーキックへの走り込み

 

準決勝第二試合 バイエルンvsリバプール

充足感に満ち溢れた中開始された第二試合。
バイエルンvsリバプール戦
結果としては0-3、バイエルンサポーターとしては、「クソ試合」以外にコメントはありません。笑
少し、生で観ていて感じたことを書きます。

 

なんで裏に走らないんだ!?孤軍奮闘のラフィニア その1

右サイドバックで先発だったラフィニア。守備もボロボロ攻撃もピリッとせずの中、独りで戦っていたような印象を受けました。
フリーキックを獲得したバイエルン・ミュンヘン

まず攻撃。ほとんど決定機さえも無かったこの試合ですが、前半30分ほど。2点目を取られどんよりした空気の中、攻撃陣も(ハメス、ミュラー、レヴァンドフスキ)動きがあまり良くありませんでした。
ラフィニアが中盤でボールをキープして、前線に出そうか出さないか考えあぐねているような場面がありました。結局は後ろにボールを戻してしまいましたが、そのあと前線の3人に「なんで誰も飛び出さないんだ!?スペースあっただろうが!」といったジェスチャー。
レヴァンドフスキ、ハメス、ミュラーの3人はかなり流動的にポジションを変えていたんですが、それぞれのポジションを把握するのに精一杯で、攻撃にまで頭を使えていないような印象を受けました。
この流動的なポジションチェンジがTelekom Cupの際には格下相手だったこともあり上手くハマっていた訳ですが、無理せず、しっかりとそれぞれのポジションでの仕事をする事に専念することも必要なのではないかなと感じます。
ボールを要求するレヴァンドフスキ
ドリブルするハメス・ロドリゲス

 

なんで誰も戻ってこないんだ!?孤軍奮闘のラフィニア その2

守備でもずいぶんと良く走っていたラフィニア。
この日はフンメルスの調子があまり良くなさそうで、動きにキレがありませんでした。それでいて序盤に2点取られてしまったものだから、センターバックの2人も積極的に攻撃参加。特にポストプレーでは、2人とも敵陣ゴール前まで出ていってしまう場面もありました。
ですがカウンターの速いリバプール。バイエルンのポストプレーからボールを奪うと、マネやらサラーやらにスッとボールが入ります。
アップ中のモハメド・サラー
すると、センターバックは不在。ラフィニア一人でカウンターに対応しなければならない訳です。(こんな場面が2,3回はありました。)
それでいてボランチの2人は…。 レナトは脚が遅いですし、トリッソは、守備に参加しようとするも単純に寄せが下手。
そりゃ3点も取られますわ、と言った戦術、選手起用でした。
ボアテングが戻れば…とか、ベルナトがいればアラバをCBに…なんて話ですが、たらればではどうしようもないので、アンチェロッティがどうこの問題に対処するのか、見ものです。

 

去年とは総取っ替え。守備のできないボランチ2人。

先にも書いたように、良くも悪くもボランチの良し悪しで、このプレシーズンの弱さを説明できるなと思います。
この試合はチアゴが怪我で即交代し、レナトとトリッソがボランチに入っていました。去年はアロンソ、ラーム、チアゴがいた訳ですから、ある意味総とっかえ状態。上手く試合を回さないのも頷けます。
まずはレナト・サンチェスですが、あまりにもミスが多すぎ。プロサッカーのその中でも一流チームに所属してるんですから、もう少しはまともなプレーをしてもらいたい。パス精度も低いですし、ドリブルに安定感もなく、守備も出来ません。一体なにが出来るのやら。
そしてトリッソ。Telekom Cupの記事にも書きましたが、やはりパスは一級品です。この日もいいロングパスが何本も出ていましたし、右サイドのラフィニアとの連携も良くなっていました。
ただ、守備が出来ない。TelekomCupでは「なんでそこを取りに行かないんだ!?」という場面が多かったんですが、そこは改善。守備への意識は見られるんですが、球への寄せ方が単純に下手。もう少し守備にも貢献できれば安心して見ていられるんですが、少し不安要素です。

 

他にもいくらかメモしてあった内容はあったんですが、試合後の怒りに任せて書いてあったものがほとんどだったので(2点目のオーバーラップなんて猿でも予想できる等)、この辺で。
最後の現地サッカー観戦がこの結果で少し残念です。

 

最後にいくらか写真を。
チリ代表としてコンフェデに出ていたため、プレシーズンマッチ初出場だったビダル。
アップ中のビダル
ボールキープするビダル
ハメスとミュラーとアラバ。雨が凄かったです。
フリーキックを蹴るハメス・ロドリゲス
リバプールの攻撃とディフェンス陣。
フンメルスとアラバのディフェンス
バルサへの移籍がとりだたされていたコウチーニョ。
コーナーキック前のコウチーニョ
自陣で座り込んだアラバ。
バイエルンのディフェンス陣
フリーキックを蹴るレヴァンドフスキ!
フリーキックを蹴るレヴァンドフスキ①
フリーキックを蹴るレヴァンドフスキ②

雨も降っていたので、試合終了前にスタジアムを後にしました。
アリアンツアリーナ、バックスタンド1階コンコースからの眺め
夜のアリアンツ・アレーナのライトアップ

 

アリアンツアレーナへのアクセス

アリアンツ・アレーナへのアクセス方法はほぼ一択。Uバーン6番のFröttmaning駅が最寄駅なので、そこから徒歩で10分ほど。スタジアムしかないので、駅に着けば絶対に道には迷いません。
U6はMarienplatzを経由しているため、ミュンヘン中央駅からはSバーン(方向を間違えなければ何番に乗っても大丈夫です。)でMarienplatz駅に出て乗り換えるといいかと思います。

当日はHostel House Internationalという宿に泊まっていたので、バスでMünchener Freiheit駅までバスで出てU6に乗り換えました。
この宿ですが、朝食付き、シャワー別の個室で36€とミュンヘンの中ではかなりお得な価格設定なので、サッカー観戦にもとてもオススメです!

 

Allizanz Arena/アリアンツ・アレーナ
住所:Werner-Heisenberg-Allee 25, 80939 München, Germany
公式サイト:http://allianz-arena.com/de
電話番号:+49 89 69931222

 

 

チケット購入・受け取り

チケットは、バイエルンの公式サイトで試合の2ヶ月ほど前に購入しました!
ドイツ国内在住でしたので、記念にでもと思いチケットは郵送。
空席がかなり多かったので、当日ギリギリでもチケットは買えるだろうと思います!

チケット購入はバイエルン・ミュンヘン公式サイトから!
https://fcbayern.com/de/tickets

 

おわりに

これで留学最後のサッカー観戦が終了しました。この1年の留学で(サッカーを見始めたのは半年前ですが)ずいぶんたくさんの試合を見ることができました。
これからは時差に苦しめられながら中継を見ることになるんでしょうが、またドイツでサッカーを観る機会があればなぁと思います。
では、最後までご覧いただきありがとうございました!
フリーキック前のバイエルン・ミュンヘン