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ルーヴル美術館を中心にパリを観光。 シャンゼリゼ通りのテロ事件にも遭遇し…(旅行記Day5/6)

パリ滞在5日目。この日は、パリの人気観光スポット1位のルーヴル美術館へ。
その後は比較的時間があったので、のんびりシャンゼリゼ通りを歩いたり、セーヌ川のほとりでぼーっとしてみたり。
昼食はパン屋さんでサンドイッチを食べ、夕食はラーメンを!
ではでは。
2017/6/19 パリ(フランス)

Cathédrale Notre-Dame de Paris/ノートルダム大聖堂

ステンドグラスが有名な、世界遺産のノートルダム大聖堂。
入場は無料ということで前日前々日は入場に行列ができていたので、8:00からの開場(?)ということで早めの時間に訪問。
セーヌ川越しに見たノートルダム大聖堂
少しノートルダム大聖堂周りを散策したあと、8:30頃に入場。
朝早かったこともあって、入場列はなくすぐに入場できました。
真下から見上げたノートルダム大聖堂
聖堂内は暗めで、石造り。
ノートルダム大聖堂の内部
ステンドグラスも綺麗でした。
ノートルダム大聖堂のステンドグラス
入場無料なので、パリを訪れたら訪問はマストです!

Cathédrale Notre-Dame de Paris/ノートルダム大聖堂
住所:6 Parvis Notre-Dame – Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris, France
公式サイト:http://www.notredamedeparis.fr/
電話番号:+33 1 42 34 56 10

 

 

Musée du Louvre/ルーヴル美術館

ノートルダム大聖堂から歩いて15分ほどのルーヴル美術館。この日のメインイベント。
ルーヴル美術館の広場
チケットはオンラインでも購入できますが、直前に購入してスマホにダウンロード!というのは出来なそうだったので、チケット無しで突撃。
入場列は2種類あって、パリ・ミュージアムパス保有者の列と何もチケットを持っていない人の列。僕はチケット無しの列に30分ほど並びました。列を抜けたあと簡単な荷物検査があって、その後で入場券は購入します。
ルーヴル美術館の入場列
下から見上げたルーヴル美術館の入口

ヨーロッパ在住の18歳~26歳ぐらいは入場が無料なので、それぞれの展示室の入口でビザを提示します。オーディオガイドは借りたかったので、5€(1€=¥120→¥600)でレンタル。3DSを使ったオーディオガイドで、マップも入ったりしていて便利でした!内容も充実しているので、のんびり回る方にはおすすめできます。
ルーヴル美術館のオーディオガイド
ルーヴル美術館のオーディオガイド

ルーヴル美術館の所蔵についてそこまでの知識なく訪問したんですが、ざっくりと、彫刻半分、絵画半分ぐらいなんですかね?
個人的には絵画にしか興味が無いので、絵画のコーナーをサーッと見て回りました。
所蔵の大部分は宗教画なんですが、宗教画にもいまひとつ興味を持てていないので、本当にさーっと笑
個人的に気に入った絵画を幾らか紹介。
『Paysage avec une rivière et une baie au loin/川と湾の遠景』J. M. W. Turner/ウィリアム・ターナー
『Paysage avec une rivière et une baie au loin/川と湾の遠景』J. M. W. Turner/ウィリアム・ターナー
『Galerie de vues de la Rome moderne』Giovanni Paolo Panini/パオロ・パンニーニ
『Galerie de vues de la Rome moderne』Giovanni Paolo Panini/パオロ・パンニーニ
『La raie/赤エイ』Jean Siméon Chardin/シャルダン
『La raie/赤エイ』Jean Siméon Chardin/シャルダン
あまりの人の多さに、美術館としての魅力はあまり無かったように個人的には感じました。美術に興味がなく、ただただ観光地だからという事で訪れている人が多かったように感じたので。。
モナリザに集る観光客

Musée du Louvre/ルーヴル美術館
住所:Rue de Rivoli, 75001 Paris, France
公式サイト:http://www.louvre.fr/
電話番号:+33 1 40 20 50 50

 

 

昼食 Le Boulanger des Invalides

ルーヴルで人混みに疲れたので、昼食。ここは、乃木坂46の西野七瀬さんのアナザースカイに出てきたお店。
メトロ13番のSaint-François-Xavier駅から徒歩30秒です。
パリのパン屋さん
パリによくあるカフェ兼パン屋さんで、スイーツもありつつ本格的なサンドイッチも用意されています。
店内
注文は、カフェオレとサンドイッチとクロワッサン。
クロワッサンとサンドイッチ
サンドイッチが6.1€(¥732)と思いの外高く、昼食に1000円以上に使ってしまいました。
パリのサンドイッチ
充実はしていたので、満足です。
テラス席

Le Boulanger des Invalides
住所:14 Avenue de Villars, 75007 Paris, France
公式サイト:http://www.boulangeriejocteur.com/
電話番号:+33 1 45 51 33 33

 

 

Arc de triomphe de l’Étoile/エトワール凱旋門

昼食を食べたあとどこに行こうか迷っていたんですが、凱旋門に上ってしまおう!と。
パリの凱旋門

メトロで凱旋門まで出て、チケット売り場へ。
一般の入場料は8€ほどだったかと思うんですが、「18~25歳までのEU圏「国籍者」」は無料との情報がネット上に。これは無理そうだな~と思い行ってみると、料金表には「EU圏国籍者」ではなく”EU citizen”との表記が。これは解釈が分かれそうだな…と思い、受付のおばちゃんに「僕ってドイツのcitizenですかね?」と学生ビザを見せつつ尋ねると、なんてことなく無料券を発行してくれました!
凱旋門の入場券
ということで、検索サイトの上位で出てくる「EU圏国籍者」っていう表現は間違いで、「EU圏在住者」の18~25歳が無料ってことみたいですね。

チケットを購入し、手荷物検査を受け、階段をひたすら上ります。
パリ・凱旋門の階段
そして屋上の展望台に!
凱旋門の屋上の展望台
パリの街を一望できます。エッフェル塔よりは高さがないですが、そこまでゴミゴミしてなかったですし、エッフェル塔が見えるのもとても良かったです。スカイツリーに上っちゃうとスカイツリーが見えずに退屈みたいな感じで。
凱旋門から見るエッフェル塔
放射状に伸びる大通りが美しかったです。
滞在時間は30分ほど。
凱旋門から見下ろすシャンゼリゼ通り

Arc de triomphe de l’Étoile/エトワール凱旋門
住所:Place Charles de Gaulle, 75008 Paris, France
公式サイト:http://www.paris-arc-de-triomphe.fr/
電話番号:+33 1 55 37 73 77

 

 

シャンゼリゼ通りを散策(テロ事件に遭遇)

前日もシャンゼリゼ通りは歩いたんですが、せっかくだしという事でこの日も散策。と言っても、異様なまでに暑かったので、ほとんどの時間はスーパーのイートインコーナーでコーラを飲みながらネットをしてました。笑
1時間ほどスーパーでボーっとしたあとシャンゼリゼに戻ってみると、一区画の道路が封鎖されていました。凱旋門の展望台から降りたタイミングでたくさんパトカーや救急車が走っていたので何かあったのかなーとは思っていたんですが、後から知ったことにはどうやらテロがあったとのこと。
テロで封鎖されたシャンゼリゼ通り
テロっていうと随分大ごとなイメージがありましたが、市民の皆さんの反応が思ったよりも薄く、びっくりしました。
テロで封鎖されたシャンゼリゼ通り
その後は、この日もオペラ座に向かって街を散策。
テレビで紹介されていた雑貨店へと向かいました。
パリの街並

 

雑貨店 Brentano’s

オペラ座の正面に伸びる通り沿いにある雑貨店。
パリの雑貨店、Brentano's
テレビで「ガイドブックでも紹介されている」と紹介されていたので、まあ、間違いないなということで。
ハッキリ場所は確認せずに歩いていたんですが、軒先にあったポストカードがいいなぁーと思い購入しに店内に入ったところ、この店見たことある!と。笑
店内の様子
店内は、パリらしいものだけでなく、色々な雑貨が販売されていました。
オペラ座などがあって観光の中心地ですので、訪れてみるといいパリ土産が見つかるかもしれません。
店内の様子

Brentano’s
住所:37 Avenue de l’Opéra, 75002 Paris, France
電話番号:+33 1 42 60 87 37

 

 

セーヌ川散策

その後は夕食にしようと思っていたラーメン店に向かったんですが、開店は19:00。到着したのが18:30だったので、夕方のセーヌ川を見てみようと20分ほど歩いてセーヌ川へ。
何をしたわけではないんですが、ぼーっとしてました。
セーヌ川のほとりの様子
草むらに寝転んでる人がいたり、川べりでお酒を飲んでる人がいたり、とてものんびりした空間でした。
結婚写真を撮影している中国人カップルもいたりして、クルーズ船から”Happy wedding!!”だのなんだの声を掛けられてました。なんだか微笑ましい。
セーヌ川のほとりで行われる結婚写真の撮影
あとは、ノートルダム寺院の近くではブラスバンドが練習をしてました。
川原で練習するブラスバンド
日本だったらクレームが入ったりするんだろうなーなんて思ったりして、パリの街の懐の深さを感じました。
パリの6日間で、一番のんびりしていて充実感を得られた時間かもしれません。
ノートルダム大聖堂とセーヌ川とブラスバンド

 

夕食 こだわりラーメン

前々からGoogleマップにピンを打ってあったラーメン店。
こだわりラーメンの店構え
詳しくは別記事でレポートとしますが、店名だけあってこだわりの強い、とてもいいラーメン店でした!
醤油ラーメンも、絶品でした。
パリでしか味わえないラーメン体験。本格鶏醤油の『こだわりラーメン』!
こだわりラーメンの店構え
こだわりラーメンの店内の内装
パリの、こだわり醤油ラーメン
麺揚げをする店員さん

 

帰宿・就寝

宿へはメトロで。
パリのメトロの駅
宿に戻ってからは、特に何もすることも無かったので23:00頃就寝しました。5日目が終了です。

 

おわりに

ルーブル美術館がメインだった、長い一日が終了。
ルーヴル美術館は有名なので行きましたが、あまりに人が多いですし、芸術作品にそれほど興味が無さそうな人も沢山いて、あまり雰囲気は良くなかったです。
なので結果的に、この日のハイライトはセーヌ川のほとりでぼーっとした1時間ほど。
セーヌ川越しのノートルダム大聖堂
先に書いたようにパリの街の懐の深さを感じましたし、いろいろな人がいてパリはいい街だなぁと。
日本にいると、西洋系の方が日本語を喋っていると「すごいですね!」ってなりがちですが、パリではどんな人種の人がどんな言語を喋っていても違和感がありません。
日本の閉鎖性があまりにも強いというのもありますが、これは一つ、パリが人を惹きつける理由なんだろうなと感じました。
では、最後までご覧いただきありがとうございました!

マドリードの観光名所とは?? 仕方なく、美術館を巡った一日。(南欧周遊記Day14/18)

旅も14日目の終盤戦。先日はサッカー観戦で夜が遅くなりながらも、この日は朝一で駅の窓口へ。
どうにかマドリード行きの列車のチケットを確保し、マドリードに移動。
元々マドリードには丸一日しかいる予定はなかったので、苦肉の策(?)で美術館を2軒はしご。
夜はスペインバル風な、それほど観光者向け感のないお店でワインを飲み、1日が終了しました。
2017/3/20 マドリード(スペイン)

《移動》Barcelona Sants/バルセロナ・サンツ駅→Madrid Atocha/マドリード・アトッチャ駅

朝一からの移動。
というのも、前日の記事に書きましたが、本当は15:00頃の列車に乗りたかったのですが予約が取れない可能性があるとのことだったので、朝6:00過ぎにはチケット窓口へ。
前日の話だと6:00から窓口は開くとのことで、実際に開いてはいたんですが、「マドリード行きの座席を予約したい」と告げると、「いまネットワークが不調で座席の情報が無いし予約も出来ないんだよ〜7:00頃にまた来てね〜」と。
んなわけあるかと思いつつ引き下がってベンチで待っていると、前に座っていた中国人2人組に声を掛けに来るスタッフ。
これは予約できるんじゃ?と思い窓口に行くと、予約が開始されてました。
どうにか7:40バルセロナ発の列車を確保し、一安心。
前々日に夕飯をご一緒した日本人の方達も同じ日にマドリードへ移動予定だったそうですが、チケットは確保できずバスで9時間掛けてマドリードまで移動したそう。
聞いた話だと、この月曜日がマドリードだけ祝日だったようで、その関係で予約が殺到していたそうです。
にしても、2大都市間の割に列車が少な過ぎ。予約はお早めに。。
スペインの高速鉄道
列車は10:10にMadrid Atocha駅に到着。2時間半の快適な旅でした。
マドリードの高速鉄道駅構内
朝食は、マクドナルドでした。
スペインの朝マック

《宿》Far Home Atocha

マドリードからの高速鉄道が発着するマドリード・アトッチャから徒歩10分ほどのこの宿。
ホステルですが、2人部屋もあります。一部屋1泊で40.5€、1人あたり20.25€(1€=¥120→¥2430[以下同一レート])。
Far home atotchaの室内の様子
ホステルというよりも雰囲気は、いまどきな、国内にあるカプセルホテルのような感じ。
何より施設が新しいのと、清潔感がありました。
Wi-Fiは全館に通じていて、共用スペースも広々しているのでチェックイン前後も時間を潰せます。
チェックイン前とチェックアウト後14:00までの荷物預けは無料。14:00を過ぎると2€(¥240)取られます。
メトロ駅まで徒歩2分で、大抵の観光地も徒歩圏内なのですごく便利でした。なかなかオススメの宿です!

Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia/ソフィア王妃芸術センター

本当は夕方に着くはずが10:30頃にはマドリードに着いてしまったので、想定外に暇。
何もしないのも苦しいので、比較的支出が抑えられそうな美術館を2つ巡ることに。
まず1ヶ所目はここ、ソフィア王妃芸術センター。
ソフィア芸術センターの外観
ピカソのゲルニカがあることで有名なこの美術館。
下手したら学生割引があるのでは…として期待して行ったわけですが、まさかの学生入場無料!ありがた!
展示は1600年あたりのものから始まり、戦後のものまであります。
写真撮影可能なので、気に入った作品をいくらか。

『Mujer en azul (Woman in Blue)』Pablo Picasso
Woman in blue
『Un mundo (A World)』Ángeles Santos
a world
『Composition』Wols (Alfred Otto Wolfgang Schulze)
composition

ガイド無しで全館回って、所要時間は1時間半ほどでした。

昼食 McDonald’s

この旅行記の中ではファストフード店での食事はあまり記録してこなかったんですが、マクドナルドを。
ヨーロッパ中色々な国でマクドナルドにはお世話になって来ましたが、恐らくスペインのマクドナルドが一番レベルが高いです。
と言うのも、
①無料Wi-Fiへの接続がワンクリックで簡単
②バーガー+お好み2点のセットが3.9€(¥468)
③ビールが飲める
の3点。
無料Wi-Fiの利用は国によっては登録が必要だったり電話番号が必要だったりするんですが、スペインのマクドナルドはワンクリック!
そして、簡単なセットが3.9€(¥468)ととても経済的。
極めつけにはビールとノンアルビールがラインナップ。
3点セットとノンアルビール2.2€(¥264)で6.1€(¥732)。
スペインのマクドナルドでのランチ
まあ安くは無いですが、レストランに入るよりは圧倒的に安上がりです。
しかも野菜もしっかり取れる、スペインのマクドナルドは本当に重宝しました。

Museo Nacional del Prado/プラド美術館

その後に向かったのは、ソフィア王妃芸術センターから徒歩5分ほどのところにあるプラド美術館。
プラド美術館の外観
こちらの美術館に所蔵されているのはほとんどが宗教画。
宗教画が多いとは調べがついてたんですが、ここまでとは思ってませんでした。
美術館2軒目で疲れがたまっていたのと、宗教画にそこまで興味が無いのとで、個人的な満足感はビミョー。
サーっと回って1時間ほどでした
夕方からは無料で入場できるらしく、沢山の人が。学生は入場無料です。
プラド美術館の行列

Puerta de Alcalá/アルカラ門

プラド美術館から徒歩15分、アルカラ門。
マドリードのアルカラ門
なんて事ないただの門ですが、アルカラという日本のバンドが好きなので、行くしかないだろうと。笑
調べたところ、この「アルカラ」がバンド名の由来というわけでも無さそうです。のでただの自己満足。
マドリードは観光地少ないからな〜程度のノリで行ってみるのはありだと思います。

夕食 BAR CAFETERIA Diego

疲労困憊の中宿に戻り、体力を回復させること19:00過ぎ。
何かしら腹に入れねばと宿の外へ。
スペインバル風の、地元の人が多そうなバーレストランへ。
宿から3分。
スペインバル
赤ワインと生ハムのサンドイッチ(?)を頂きました。
生ハムのサンドイッチ
ワインは適当に出て来たものを飲みましたが、そもそも普段ほとんどワインを飲むことが無いので、生まれて初めて「ぶどう」を感じられるワインを飲みました。
渋み酸味甘みがとてもバランスよく、芯がしっかりしていて美味しかったです。
スペインバルで飲んだワイン
料金は2点で12€(¥1440)。
観光地感、スペイン・バル感を求める方にはあまりオススメしませんが、とてもよい時間が過ごせました。

帰宿・就寝

宿に帰り、特に何をするでもなく即寝です。

おわりに

想定外に早い時間のマドリード着でしたが、美術館を回って、思ったよりも充実した時間を過ごせました。ピカソのゲルニカを見られたことがなによりの収穫。
朝早かったので疲れましたが、とても楽しかったです。
翌日は1日かけてだらだらと、マクドナルドで時間を潰したりしながらマドリード市街を観光。
夜行列車に乗ってリスボンへと移動します。

バルセロナ半日観光とサッカー観戦!(南欧周遊記Day13/18)

前日はバルセロナに午後到着しサグラダファミリア探訪。
バルセロナは観光地の入場料がとても高いので、滞在時間も考慮しつつ、この日は朝からカサ・バトリョとピカソ美術館を訪れることに。
その後はこの旅のメインイベントの一つ、カンプ・ノウでのバルセロナvsバレンシア戦観戦です!
2017/2/19 バルセロナ(スペイン)

Casa Batlló/カサ・バトリョ

グエル公園、サグラダファミリアなど、4,5ガウディの作品として有名な観光スポットはバルセロナに4,5ヶ所ほどあります。
が、サグラダファミリア、カサバトリョ、カサミラの3ヶ所はどれも入場料が20€(1€=¥120→¥2400[以下同一レート])程という観光客殺しな値段設定なので、カサバトリョとカサミラは1ヶ所に絞ろう。
ということになり、ぼくの独断と偏見でカサバトリョの訪問が決定。
カサ・バトリョ。
正面から見たカサ・バトリョの外観
前日に10:15分入場のチケットを購入し、当日は列に並ぶことなく入場。
拡張現実機能付きのオーディオガイドが全員に渡されますが、ヘッドホンしか渡されないので、イヤホンを持って行って良かったなと思います。
全体としての滞在時間は1時間半無いぐらい。
20€(¥2400)越えの入場料は高いなと感じましたが、それでも建築自体は凄いです。
テーマのベースはサグラダファミリア同様に自然や動物にあるんですが、海や水といったテーマが、造形や素材の選択によってより強く表現されてます。
圧巻と言うのかは分からないですが、「こんな建築技法があるのか!」というのがぼくが感じた一番の感想です。
20€に価値を感じるかは行く人次第かなと言うのが正直なところですが、ぼくはこの建築を見ることが出来て良かったと心から思います。(一緒に行った友人は、高すぎだと嘆いていました)
写真と一緒に少し紹介。
動物の脊椎をモチーフにしたという階段。
カサ・バトリョの階段
流線が美しい、2階(1階)のメインホール。
メインホール
ホール内の様子
拡張現実を利用した建物内部の紹介。
カサ・バトリョの全体像
魚のエラをモチーフにしたカサ・バトリョの通気口
滝をイメージしたといわれる、建物中央の吹き抜け階段。
階段
吹き抜け
流線型のオブジェが並ぶ屋上。
流線型の屋上
どれも、とても印象に残る技法と表現でした!!

場所はここです。

 

Museu Picasso de Barcelona/バルセロナピカソ美術館

カサバトリョからは地下鉄に乗っても良かったんですが、徒歩で20分ほど。
古い街並みの残る裏路地にあります。
ピカソ美術館近くのバルセロナの街並み
比較的入場料が安く済みそうだったのと、友人が思ったよりも興味を示していたので、じゃあ行こう!と。
一般14€(¥1680)割引券7.5€(¥900)との情報で、きっと学生は割引あるだろ〜と期待して行ったら、まさかの大学生は入場無料!!
オーディオガイドを5€(¥600)で借り、滞在時間は1時間半ほど。
入場口にあった案内だと、ガイド無しで40分ほど、音声ガイド有りで1時15分ほどの所要時間となってました。
ピカソ美術館のオーディオガイドについての案内
ガイドの日本語は常設展しかありませんが、機械に9999と入力すると言語設定を変更して特別展のガイドを英語で聞くこともできます(勝手に編み出した方法です)!
内容は、もちろんピカソの展示。
ゲルニカを始めとしたキュビズム作品ばかりが有名なピカソですが、彼が辿った様々なスタイルの作品が展示されているので、真新しさも含めてなかなか楽しめるかと思います。
館内作品の写真撮影は禁止です。
個人的に気に入った作品は、『科学と慈愛』。
ピカソ15歳児の大作です。
入場が無料だったことも含めて、なかなか充実度の高いピカソ美術館訪問でした!ピカソ美術館の内部

 

《昼食》Tasta Pa Form Degustació

美術館から宿に戻る途中、さすがに歩き疲れたので、簡単な食事の撮れる場所に。
大通り沿いのカフェ。
バルセロナのカフェに並ぶ軽食
夕食に中華を食べる予定だったので、あくまで軽いものを。
簡単なサンドイッチとエスプレッソ。2.5€(¥300)。
エスプレッソ
安くて美味しくて、とても良かったです。
 

帰宿・《夕食》Bar Restaurant d’Aragó

宿に帰った後は1時間ほど仮眠、この後のサッカー観戦に備えました。
で、夕食。
前日安さと美味しさに感動した中華店に再び。
バルセロナの中華料理店
宿から徒歩10分ほど。その後にバルセロナ→マドリード間の列車を予約したかったので、16:30頃に行きました。
この日は回鍋肉と白米を注文。
相変わらず美味しかったです。ザ・回鍋肉。
スペインで食べた回鍋肉
この2点5.5€(¥660)なのは驚愕です。

 

バルセロナ→マドリード座席予約失敗

翌日にバルセロナからマドリードへと移動予定だったので、17:15分頃に駅の予約窓口へと向かいました。
すると、「窓口は今日はもう閉まってるから、明日の6:00以降にまた来てね。明日はかなり予約が埋まってるから、早めに来た方がいいよ。」と。
17:00に窓口がもう閉まってるって何事?と思いつつ、(翌日同じ窓口に行ったら「ここはチケットカウンターじゃないから他の場所へ行け」と言われました。もしかしたら、チケットカウンターは空いていたにも関わらず間違った案内をされた可能性もあり)引き下がり。
翌日のマドリード行きチケットを確保できないまま、サッカー観戦へと向かいました。
 

サッカー観戦@Camp Nou/カンプ・ノウ

この旅のメインイベントの一つ、サッカー観戦!
この日にバルセロナに滞在出来るよう前後の日程は組みました。
詳しくは観戦記に書いてますのでそちらをご覧下さい。
海外サッカー観戦記!世界トップクラスのクラブ、FCバルセロナの試合をホームスタジアムで観戦!
チケットは事前に公式サイトで92€(¥11040)で購入してありました。
スタジアムの様子を写真で。
カンプ・ノウのメインゲート
カンプ・ノウ19番ゲート前
カンプノウのスタンドからの眺め
バルセロナの試合中の様子

 

帰宿・就寝

試合後は地下鉄に乗り、22:45頃の試合終了でしたが、バーガーキングで夜食を購入し、23:30前には宿に帰り着いてました。
翌日はマドリード行き列車を確保できるかが不明だったので、5:30起きで6:00には宿を出発。
と言うことで、24:00過ぎには就寝しました。
 

おわりに

建築→美術館→サッカーの充実した1日でした!
翌日の列車を確定できず試合後の余韻を楽しめなかったのが悔やまれますが、どのアクティビティーもそれぞれに内容が濃く、とても面白かったです。
翌日は早起きしてバルセロナ・サンツ(中央)駅へ。どうにかこうにか座席を確保してマドリードへ移動、美術館巡りの1日です。
最後までご覧頂きありがとうございました!

ローマから足を伸ばしてバチカン市国へ。世界最大級の大聖堂を探訪!(南欧周遊旅行記Day3/18)

ローマ観光2日目。
この日は徒歩でバチカン市国へ。
道端で声を掛けられたツアーに乗っかり、観光。
その後は前日同様聖地巡礼をし、夜は地元のレストランに。
運動量の多い、とても充実した一日でした。では。
2017/3/9 ローマ(イタリア)

1. ジェラート店 Venchi

朝9:00頃に起きだして10:00前に宿を出発。
徒歩で一路向かうはバチカン市国(と途中の聖地巡礼スポット)。
途中、前日になかなか賑わっていたジェラート店に寄りました。
Venchi。

建物は絶賛工事中。
ジェラート店、ベンチ
市街に何店舗かあるようです。
ベンチ、店内
チョコレートの販売もしていたりだったので、チョコレートを。
1フレーバーのみにしたので2.5€(1€=¥120→¥300[以下同一レート])。
チョコレートのジェラート
濃厚で美味しかったですが、前日に食べたジェラートには及ばないね、と言うのが僕と友人とで一致した感想。
美味しかったは美味しかったです!
 

2. 『風を着替えて』聖地巡礼②

友人を連れての2度目の聖地巡礼。
今回はオードリーヘップバーン衣装の場所を。
詳しくは別記事にまとめてます。
西野七瀬2nd写真集『風を着替えて』 聖地巡礼@ローマ!!
こんな感じの写真が取れました!
ローマの小道
路上花屋、横から
 

3. バチカン市国観光

特に何がある等詳しくは調べず、ひとまず行こうということで行ったバチカン市国。

Termini駅すぐそばの宿から、徒歩でも40分ほどだと思います。
それにローマの街の中を抜けていくので、それほど距離は感じませんでした。
バチカンに着いてから、どうしようか〜とフラついていると、綺麗なお姉さんに「Are you guys chinese?」と声を掛けられ、日本人だと答えると、「ワタシ、ニホンゴスコシ、シャベレマス」と。
何かと言えばツアー会社の社員さんだったんですけど、10分ほど諸々ツアーの有益さについて説明を受け、怪しそうな感じでもないので申し込むことに。美術館、チャペル(最後の審判)、大聖堂3つ込み+美術館のガイド付きで41€(¥4920)。
日本語のガイドツアーもあるとの話でしたが、少しお高めの50€(¥6000)で15:00からのみとの事だったので英語のツアーで承諾。
にしても、お姉さんの日本語が上手くて感心しました。姉の旦那が日本人で、綱島に
1年間住んでたとか何だとか。「なるほど(相槌)」の使い方を教えてあげました。笑
ツアーは12:30にスタートしました。
 

3-1. Vatican Museums/バチカン美術館

ツアーに丸ごと乗っかったので、始めの30分はガイドのおじさんによるバチカン市国についての解説。
ツアーの方の解説
解説員のおじさん
その後美術館に移動し入館。セキュリティーチェックがあるので刃物は持ち込めません。
美術館はそれほどじっくり観ることもなく、おじさんに付いてスーッと。
バチカン美術館内部
タペストリーの展示
美術館の終点でツアーは終了で、その後は自由。のコレクションを観るもよし、チャペルに進むもよし。
ツアーに参加しての感想は、参加しても参加しなくても良かったかなというのが正直なところ。
何も調べてなかったのでこのツアーに乗らなかったらどうなったやらとは思いますが、40€かぁ…少し高かったかなぁと言うのが正直なところです。
後述のように聖堂に行列に並ぶことなく入れたのはずいぶん楽だったなとは思います。
 

3-2. Sistine Chapel/システィーナ礼拝堂(最後の審判)

チャペルには最後の審判があります。撮影は全面禁止。
その後、美術館のみ入場している人は左の出口へ抜けるんですが、ツアーに参加していた人は右手の、「ツアー参加者限定」と書いてある出口の方へ。
ヘッドセットの機器は解散時に返却するんですが、イヤホンは貰うことができるので、お前はツアー参加者か?と聞かれた時にはそれを見せれば良いんだと思われます。
 

3-3. St. Peters Basillica/サン・ピエトロ大聖堂

ツアーの特典の大きな点は、チャペルから美術館の入り口に戻ることなく直接大聖堂に入場できること。
つまり、大聖堂入場のセキュリティーチェックに並び直さなくていいわけです。
と言うことで、大聖堂。
凄いとは聞いてましたが、凄いです。
人の数は物凄いはずなのに全くゴミゴミしません。とにかく規模が凄いです、柱が太いです。
ピーター教会内部
大聖堂内部
大聖堂内部を横から
大聖堂の構内を出て左手の方に行くと、大聖堂の上部への入場口があります。
8€(¥960)払うと途中までエレベーターが使え、6€(¥720)だと階段のみでの登頂になります。エレベーターで上れるのは実質半分ぐらいなので、結局はなかなかの運動量になります。こんな狭いところをひたすら上へ。
教会登山道
上からの眺めは格別です!
バチカン市国俯瞰
せっかくバチカンに行くなら上る価値ありです!!
展望台の様子
 

4. 『風を着替えて』聖地巡礼③

結構な距離を歩いたものの僕はまだ聖地巡礼の続きがしたかったので、友人とは別れて一人で聖地巡礼へ。。
バチカン市国の最寄のOttaviano駅から3駅のSpagna駅で下車。
スペイン広場の最寄駅です。

詳しくは別記事ですが、この3回目の聖地巡礼ではなんの地理的ヒントもなく、ひたすら撮影があったのではと思われる地域をひたすらに歩き潰しました。
西野七瀬2nd写真集『風を着替えて』 聖地巡礼@ローマ!!
前日出会った日本人の方々との約束があったので、19:00頃には宿に。
途中で気付いたら出てしまったトレビの泉。
コインを投げ込んだものの、また来れる日は来るのやら来ないのやら。。(泉に向かって後ろ向きにコインを、1枚投げ入れると再びローマに来ることができ、2枚だと大切な人と永遠に一緒にいられ、3枚だと恋人やパートナーと別れられる。という言われです。)
夜のトレビの泉
 

5. 夕食 Il Brigantino

日本人のお二方(卒業旅行でヨーロッパに来ていた都内の院生)がホステルの受付で聞いておいてくれたレストランへ、5人連れ立ってぞろぞろと。
ローマのレストラン
目だだない路地にあることもあり、高過ぎず美味しそうなラインナップ。
ピザだけでも3ページ項目があってついつい目移り。。
食事との相性表付きのビールメニューがあったので注文しようとしたら目当てのものは終了してしまっているとの事だったので、店員さんが似たビールを教えてくれました。
ローマで飲んだビール
食事はカプリチョーザを注文。8.5€(¥1020)。
プロシュートや卵をはじめ、たくさん具材が乗ってこの値段ならば大満足!
カプリチョーザ
ビールとの相性も良く、美味しくいただけました。
前日のラ・カルボナーラに比べて日本人は少なかったので、イタリアらしい雰囲気という点でも◎でした。
店内の様子
アクセスも良いのでとてもオススメです!!
店員さんも気さくで良い人たちでした!

レストラン入口
 

6. 帰宿・就寝

誰かが飲み足りないと言い出したのか何なのか、隣のバーに入ったもののカクテルが無い、と。宿の前のカクテルバーに行くも、1杯10€が相場なのでやめよう、と。 なり、Co-opに駆け込んでお酒を買って宿へ。
僕は翌朝が早かったので0:00過ぎには寝ましたが、宴は3:00近くまで続いたようです。。
 

7. おわりに

この日もずいぶん歩きました!
バチカン、出費はかさみましたが、とても印象的でした! お金を出さずとも、行列に並べば大聖堂には入れるので、ローマに行ったならば大聖堂だけでも是非行くべきだと思います。
聖地巡礼も、適当に勘で歩いて撮影スポットを見つけられたので充実してました。

翌日は朝から一人ロンドンへ移動。All Time Lowのライブを観ました!!
では、最後までご覧いただきありがとうございました。
夜の、石畳のローマ